崇真寺
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崇真寺 | |
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所在地 | 栃木県芳賀郡芳賀町稲毛田1400 |
山号 | 稲毛田山 |
院号 | 金剛王院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 大日如来 |
創建年 | 神亀5年(728年) |
開山 | 妙尊 |
札所等 | 北関東三十六不動尊霊場第20番 |
文化財 | 絹本著色白衣観音像、木造大日如来坐像(以上、栃木県指定有形文化財) |
法人番号 | 3060005003155 |
崇真寺(そうしんじ)は、栃木県芳賀郡芳賀町にある真言宗智山派の寺院。「下野三金剛」の内の一つである(当寺・金剛寿院・金剛定寺)。
歴史
[編集]728年(神亀5年)、妙尊によって開山された。この年、吉星が現われ、四つに割れて各地に落ちた。そのうちの一つが当地に落ちた。天文博士は「これは吉兆だから、落ちた四か所にそれぞれ寺を建てるべき。」と答えた。そのため当地に寺を創建することになった[1][2]。
不動堂にある不動明王像は、807年(大同2年)に弘法大師空海が一夜のうちに彫ったものといわれている。この不動明王は、寺の供物を盗んだ犬を切り捨てて、疑われた小僧の潔白を晴らしたことから、「開運犬切不動明王」と呼ばれるようになった[2]。
初代住職妙尊以降10世までは皇族出身の僧侶といわれている。そのため瓦には菊の御紋が施されている。江戸時代は20石の寺領と10万石の格式が与えられた[1]。
文化財
[編集]交通アクセス
[編集]- 真岡ICより車24分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年