嵐山・東山1dayチケット
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嵐山・東山1dayチケット(あらしやま・ひがしやま わんでい ちけっと)は、2019年3月まで京阪電気鉄道と、阪急電鉄・京福電気鉄道(嵐電)(阪急・嵐電は自社での発売無し)が共同で発行していた一日乗車券である。
この項目では類似の乗車券で、阪急電鉄などで2019年4月以降も季節限定で発売している「京都・嵐山1dayパス」についても併せて述べる。
嵐山・東山1dayチケット
[編集]京阪線沿線(大津線系統を除く)から京都東山・嵐山方面を訪れる乗客向けに、2019年3月まで通年発売していた[1] 。利用日当日のみ有効。発売額は乗車駅により異なり、発売駅から伏見稲荷駅までの往復(往復区間は途中下車不可)と、京都東山・嵐山エリアの指定路線の乗り放題がセットになっていた。
エリア内では、以下の路線および区間が乗り降り自由であった。
事業者 | 路線名 | フリーエリア |
---|---|---|
京阪 | 京阪本線・鴨東線 | 伏見稲荷駅 - 出町柳駅間 |
阪急 | 阪急京都線 | 京都河原町駅 - 桂駅間 |
阪急嵐山線 | 桂駅 - 阪急嵐山駅間(全線) | |
京福 (嵐電) |
嵐山本線 | 四条大宮駅 - 嵐電嵐山駅間(全線) |
北野線 | 帷子ノ辻駅 - 北野白梅町駅間(全線) |
京都・嵐山1dayパス
[編集]毎年、春季と秋季の季節限定で、阪急電鉄・嵐電・能勢電鉄・京都バス(京都バスは自社での発売無し)が共同で発行している一日乗車券である[2]。磁気カード式の乗車券と、嵐山エリアで利用できるクーポンがセットとなっている。「嵐山・東山1dayチケット」と異なり、嵐山エリアの京都バスが利用可能である一方、京阪線は利用不可となっている。
フリーエリアは以下の通りである。阪急線内の特急列車は「京とれいん」を含め、特急料金は不要。
事業者 | フリーエリア |
---|---|
阪急 | 阪急電車全線(神戸高速線を除く) |
京福 (嵐電) | 嵐電全線 |
京都バス | 嵐山から大覚寺、清滝、苔寺・すず虫寺、嵯峨嵐山駅前、有栖川までの各路線 |
※能勢電鉄発売分は上記に加え、能勢電鉄全線(妙見の森ケーブル・妙見の森リフトを除く)もフリーエリアとなる。
発売額・発売箇所
[編集]- 阪急版(2020年現在)
- 発売額 - 大人1.300円(小児用の設定は無し)
- 発売箇所 - 阪急電車各駅(天神橋筋六丁目駅・神戸高速線を除く)と、嵐電の四条大宮駅・帷子ノ辻駅・北野白梅町駅・嵐山駅
- 能勢版(2020年現在)
脚注
[編集]- ^ “「嵐山・東山1dayチケット」”. 京阪電気鉄道. 2019年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月23日閲覧。
- ^ 「京都・嵐山1dayパス」を発売します (PDF) - 能勢電鉄(2015年2月20日)2020年11月23日閲覧
関連項目
[編集]- いい古都チケット(季節限定)- 阪急電鉄や阪神電鉄など、大阪・神戸方面の私鉄・地下鉄沿線から京都市内へ周遊する乗客向けに発売している一日乗車券。こちらは、京都市営地下鉄や京都市営バスも利用可能であるが、嵐電は利用不可。
外部リンク
[編集]- 京都・嵐山1dayパス - 阪急電鉄
- お得な乗車券 - 能勢電鉄