嵯峨静江
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嵯峨 静江(さが しずえ)は日本の翻訳家。 青山学院大学英米文学科卒業[1]。 スー・グラフトンの「キンジー・ミルホーン」シリーズや、アーロン・エルキンズの「スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授」シリーズなど英米ミステリの翻訳を多く手掛ける。
訳書
[編集]- 『死のクロスワード』(A Six-Letter Word for Death、パトリシア・モイーズ、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1984:ヘンリ・ティベット警部シリーズ
- 『薔薇は死を夢見る』(Deadheads、レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1985:ダルジール警視シリーズ
- 『死への夜行フェリー』(Night Ferry to Death、パトリシア・モイーズ、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1986:ヘンリ・ティベット警部シリーズ
- 『死のようにロマンティック』(Dead Romantic、サイモン・ブレット、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1986
- 『気どった死体』(A Nice Class of Corpse 、サイモン・ブレット、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1988:ミセス・パージェター・シリーズ
- 『あの血まみれの男は誰だ?』(What Bloody Man is That?、サイモン・ブレット、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1988:チャールズ・パリス・シリーズ
- 『ソ連に幽霊は存在しない』(There Are No Ghosts in the Soviet Union and Other Stories、レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1990:短編集
- 『13のダイヤモンド』(レジナルド・ヒル他著、嵯峨静江他訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1991:短編集
- 『闇の淵』(Underworld、レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1991:ダルジール警視シリーズ
- 『ふさわしき復讐』(A Suitable Vengeance、エリザベス・ジョージ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1995:リンリー警部シリーズ
- 『甦った女』(Recalled to Life、レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1997:ダルジール警視シリーズ
- 『蠍座の殺人』(Murder in Scorpio、マーサ・C・ロレンス、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1998:エリサベス・チェイス・シリーズ
- 『Dr. ハンディーマン』(Handyman、リンダ・ニコルズ、早川書房) 2001
- 『グラフトンのG : キンジー・ミルホーンの世界』("G" Is for Grafton、N・H・コーフマン / C・M・ケイ著、羽地和世共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2001
- 『犬嫌い』(Barking at Butterflies、エヴァン・ハンター、嵯峨静江ほか訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2002:短編集
- 『怪人フー・マンチュー』(The Mystery of Dr.Fu Manchu、サックス・ローマー、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2004
- 『謎のクィン氏』(The Mysterious Mr Quin、アガサ・クリスティー、早川書房、ハヤカワ文庫、クリスティー文庫) 2004:短編集
- 『ドラマ・シティ』(Drama City、ジョージ・P・ペレケーノス、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2006
- 『フィリップ・マーロウの事件』(Raymond Chandler's Philip Marlowe、レイモンド・チャンドラー他著、稲葉明雄他訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2007
- 『翡翠の迷路』(Golden Lies、バーバラ・フリーシー、二見書房、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 2007
- 『その愛に守られて』(Daniel's Gift、バーバラ・フリーシー、二見書房、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 2008
- 『フェイス』上・下(Faces、マルティナ・コール、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2008
- 『秘密機関』上・下(The Secret Adversary、アガサ・クリスティー、早川書房、クリスティー・ジュニア・ミステリ5) 2008 のち文庫
- 『ロリ・マドンナ戦争』(Lolly-Madonna XXX、スー・グラフトン、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2009
- 『弔いの炎』(Pyres、デレク・ニキータス、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
- 『ポーに捧げる20の物語』(On the Raven's Wing - New Tales in Honor of Edgar Allan Poe、スチュアート・M・カミンスキー編、延原泰子他訳、早川書房、Hayakawa pocket mystery books) 2009
- 『めぐり逢う四季(きせつ)』(It Happend One Night、ステファニー・ローレンス / メアリ・バログ / ジャッキー・ダレサンドロ / キャンディス・ハーン、二見書房、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 2009
- 『やさしい小さな手』(ローレンス・ブロック、田口俊樹他訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫、現代短篇の名手たち7) 2009
- 『夜の冒険』(エドワード・D・ホック、木村二郎他訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫、現代短篇の名手たち9) 2010
- 『バラの香りに魅せられて』(Not Quite a Gentleman、ジャッキー・ダレサンドロ、二見書房、二見文庫、リージェンシー・ロマンス) 2010
- 『誘惑のタロット占い』(Never a Lady、ジャッキー・ダレサンドロ、二見書房、二見文庫、リージェンシー・ロマンス) 2010
- 『謝ったって許さない』(A Bad Day For Sorry、ソフィー・リトルフィールド、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2010
- 『消えゆくものへの怒り』(Rage Against the Dying、ベッキー・マスターマン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2012
- 『ランナウェイ / 逃亡者』(The Company You Keep、ニール・ゴードン、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2013
キンジー・ミルホーンシリーズ
[編集]- 『アリバイのA』("A" Is for Alibi、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1987
- 『泥棒のB』("B" Is for Burglar、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1987
- 『死体のC』("C" Is for Corpse、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1987
- 『欺しのD』("D" Is for Deadbeat、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1988
- 『証拠のE』("E" Is for Evidence、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989
- 『逃亡者のF』("F" Is for Fugitive、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1990
- 『探偵のG』("G" Is for Gumshoe、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1991
- 『殺人のH』("H" Is for Homicide、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1992 のちハヤカワ・ミステリ文庫 1995
- 『無実のI』("I" Is for Innocent、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1993 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『裁きのJ』("J" Is for Judgment、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1994 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『殺人者のK』("K" Is for Killer、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1995 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『無法のL』("L" Is for Lawless、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1996 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『悪意のM』("M" Is for Malice、スー・グラフトン 早川書房ハヤカワ・ノヴェルズ) 1997 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『縛り首のN』("N" Is for Noose、スー・グラフトン、早川書房、、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1998 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『アウトローのO』("O" Is for Outlaw、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 2000 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『危険のP』("P" Is for Peril、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 2001 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『獲物のQ』("Q" Is for Quarry、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 2003 のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『ロマンスのR』("R" Is for Ricochet、スー・グラフトン、早川書房、ハヤカワ・ノヴェルズ) 2005 のちハヤカワ・ミステリ文庫
スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授シリーズ
[編集]- 『氷の眠り』(Icy Clutches、アーロン・エルキンズ、早川書房、ハヤカワ文庫、ミステリアス・プレス文庫) 1993
- 『水底の骨』(Where There's a Will、アーロン・エルキンズ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2007
- 『骨の城』(Unnatural Selection、アーロン・エルキンズ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2008
- 『原始の骨』(Uneasy Relations、アーロン・エルキンズ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
- 『葡萄園の骨』(Dying on the Vine、アーロン・エルキンズ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2014
玩具商ピーター・マークリンシリーズ
[編集]- 『ブリキの自動車』(Tinplate、ネヴィル・スティード、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989
- 『とべない飛行機』(Die-cast、ネヴィル・スティード、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1990
- 『消えたモーターバイク』(Chipped、ネヴィル・スティード、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1991
ノベライズなど
[編集]- 『ダークマン』(ランドル・ボイル、二見書房、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1991:同名映画のノベライズ
- 『永遠の愛に生きて』(Shadowlands、リアノー・フライシャー、二見書房、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1994:同名映画のノベライズ
- 『心理探偵フィッツ』(ジム・モーティマー、二見書房、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1995:同名TVシリーズのノベライズ
- 『バニー・レークは行方不明』(イヴリン・パイパー、早川書房、Hayakawa pocket mystery books) 2003:同名映画のノベライズ
脚注
[編集]- ^ http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BBP-%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%82%B9/dp/4151706615