嶋崎丞
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嶋崎 丞(しまさき すすむ、1932年4月17日 - 2019年12月19日[1])は、日本の陶磁器研究家。
生涯
[編集]石川県小松市生まれ[2]。立教大学卒業[2]、九州大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了。1959年石川県美術館職員となる。資料課長、専業課長、1980年石川県立美術館開設準備室長、1983年石川県立美術館副館長、1991年館長[3]。石川県七尾美術館館長[4]、石川県文化財保存修復工房所長を兼任する。
2019年12月18日にホテル日航金沢で開かれていた「第60回美術家まつり」の席上で意識を失い、翌12月19日に虚血性心疾患のため石川県立中央病院で死去した[2]。87歳没[1]。
親族
[編集]兄に嶋崎弘(雲井社長)、嶋崎均(参議院議員)、嶋崎譲(政治学者・衆議院議員)、東方歩(東洋交通社長)、妹に嶋崎晶子(立正短期大学教授)がいる。
著書
[編集]- 『日本の陶磁 九谷』保育社 カラーブックス 1979
共著編・監修
[編集]- 『日本陶磁全集 26 古九谷』編集・解説 中央公論社 1976
- 『日本やきもの集成 4 北陸』共著 平凡社 1981
- 『日本の美術館 5 甲信越/北陸』西川新次共責任編集 ぎょうせい 1986
- 『九谷焼 歴代の作品でつづる九谷焼の歴史』監修 正和久佳,相上芳夫編 石川県九谷陶磁器商工業協同組合連合会 1997
- 『蒔絵大場松魚』大場松魚, 柳橋眞共著 大堀一彦撮影 アローアートワークス 1997
- 『加賀前田家百万石の茶の湯 利家から現代まで』監修 淡交社 2002
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 【おくやみ】石川県立美術館 嶋崎 丞 館長(2019年12月20日、石川県立美術館)2021年9月7日閲覧
- ^ a b c “嶋崎丞氏が死去 87歳、県立美術館長”. 北國新聞. (2019年12月20日) 2020年6月8日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 石川県立美術館・石川県七尾美術館館長 嶋崎丞氏が講演(七尾商工会議所公式ページ)2021年9月7日閲覧