川原星
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生誕 |
1995年12月17日(29歳) 福岡県久留米市 | |||||||||
身長 | 169 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | 日本 | |||||||||
開始 | 2006 | |||||||||
引退 | 2018年3月18日 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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川原 星(かわはら せい、英語: Sei Kawahara、1995年12月17日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(男子シングル)。福岡県久留米市出身。血液型はB型。2014年JGPチェコスケート3位。
アマチュア引退後、プロスケーターとして「浅田真央サンクスツアー[1]」などアイスショーで活動、2021年4月27日プロフィギュアスケーターを引退。同じくプロスケーターとして活躍中の無良崇人、橋本誠也の3名で結成されたスケーティングパフォーマンスユニット「TEAM ORANGE CHEERS」[2][3][4]で活動中。 また、コーチとしても活動している。
経歴
[編集]福岡県久留米市出身。久留米市立筑邦西中学校、沖学園高等学校卒業。福岡大学スポーツ学部スポーツ科学科卒業。
2008-09シーズン、アジアフィギュア杯のノービスクラスに出場し2位となる。全日本ジュニア選手権にはじめて出場し11位となる。2009年エイゴンチャレンジ杯のノービスクラスに出場し優勝する。2009-10シーズン、全日本ジュニア選手権では21位に終わり、2010年モンブラントロフィーのジュニアクラスで2位となる。
2010-11シーズン、全日本ジュニア選手権で7位となり、初出場となった全日本選手権では28位に終わる。また、2010年ゴールデンスピンにシニアで参戦し8位となる。2011-12シーズン、初参戦となったジュニアグランプリシリーズのJGPオーストリアに出場し10位となる。全日本ジュニア選手権では過去最高の4位となり、全日本選手権では16位となる。
2012-13シーズン、JGPオーストリアで5位、続くJGPクロアチア杯で8位となる。全日本ジュニア選手権は5位に入り、全日本選手権では17位に終わる。2013年プランタン杯のジュニアクラスに出場し3位となる。2013-14シーズン、JGPメキシコ杯で7位、続くJGPバルティック杯で9位となる。全日本ジュニア選手権では7位となり、全日本選手権への出場を逃す。2014年チャレンジカップのジュニアクラスに出場し優勝する。
2014-15シーズン、JGPチェコスケートで3位に入り、国際スケート連盟主催の公式競技会ではじめて表彰台に立つ。続くJGPブラエオン・シュベルター杯ではSP・FSともに自己ベストを更新するも、結果は5位となりメダルは獲得できなかった。全日本ジュニア選手権では11位に沈み、全日本選手権への進出は叶わなかった。
2015-16シーズン、ドイツのペーター・リーベルスが内転筋の張りを理由にISUグランプリシリーズの2015年スケートカナダの出場を辞退したため、10月22日に川原の追加招待が決定する。スケートカナダでは、SP・FSともに自己ベストを更新し10位となる。3年ぶりの出場となった全日本選手権では12位となる。
2017-18シーズン、3月の全九州大会で引退。競技終了後にはエキシビションを披露し、ファンから見送られた[5]。
神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで指導にあたっており、女子フィギュアスケートの坂本花織選手、三原舞依選手のコーチも務める。
主な戦績
[編集]大会/年 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 | 2014-15 | 2015-16 | 2016-17 |
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全日本選手権 | 28 | 16 | 17 | 12 | 11 | ||||
GPスケートカナダ | 10 | ||||||||
CSネーベルホルン杯 | 9 | ||||||||
ゴールデンスピン | 8 | ||||||||
ユニバーシアード | 20 | ||||||||
全日本ジュニア選手権 | 11 | 21 | 7 | 4 | 5 | 7 | 11 | ||
JGP B.シュベルター杯 | 5 | ||||||||
JGPチェコスケート | 3 | ||||||||
JGPバルティック杯 | 9 | ||||||||
JGPメキシコ杯 | 7 | ||||||||
JGPクロアチア杯 | 8 | ||||||||
JGPオーストリア | 10 | 5 | |||||||
チャレンジカップ | 1 N | 1 J | |||||||
プランタン杯 | 3 J | ||||||||
モンブラントロフィー | 2 J | ||||||||
アジアフィギュア杯 | 2 N |
- J - ジュニアクラス
詳細
[編集]2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年1月31日 - 2月5日 | ユニバーシアード冬季競技大会(アルマトイ) | 23 57.93 |
19 115.93 |
20 173.86 |
2016年12月22日 - 25日 | 第85回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 13 60.47 |
12 120.22 |
11 180.69 |
2016年9月22日 - 24日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 9 63.04 |
9 121.39 |
9 184.43 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2015年12月24日 - 27日 | 第84回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 9 66.72 |
13 121.67 |
12 188.39 |
2015年10月30日 - 11月1日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(レスブリッジ) | 9 67.36 |
9 127.85 |
10 195.21 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年11月22日 - 24日 | 第83回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(新潟) | 9 50.14 |
12 100.80 |
11 150.94 |
2014年10月1日 - 5日 | ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯(ドレスデン) | 5 64.91 |
5 124.59 |
5 189.50 |
2014年9月3日 - 6日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 3 60.55 |
4 124.14 |
3 184.69 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年3月6日 - 9日 | 2014年チャレンジカップ ジュニアクラス(ハーグ) | 2 56.48 |
1 109.36 |
1 165.84 |
2012年11月22日 - 24日 | 第82回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 6 57.06 |
8 107.88 |
7 164.94 |
2013年9月18日 - 22日 | ISUジュニアグランプリ バルティック杯(グダニスク) | 14 45.94 |
9 105.96 |
9 151.90 |
2013年9月4日 - 8日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | 7 57.64 |
5 109.31 |
7 166.95 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2013年3月22日 - 24日 | 2013年プランタン杯 ジュニアクラス(ルクセンブルク市) | 1 58.12 |
4 93.19 |
3 151.31 |
2012年12月20日 - 24日 | 第81回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 19 52.10 |
19 103.26 |
17 155.36 |
2012年11月16日 - 18日 | 第81回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(西東京) | 8 50.25 |
5 107.26 |
5 157.51 |
2012年10月3日 - 7日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | 10 50.91 |
8 107.89 |
8 158.80 |
2012年9月12日 - 16日 | ISUジュニアグランプリ オーストリア(リンツ) | 2 61.73 |
7 108.68 |
5 170.41 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2011年12月23日 - 26日 | 第80回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 14 59.60 |
18 95.05 |
16 53.96 |
2011年11月25日 - 27日 | 第80回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(八戸) | 5 58.88 |
12 114.68 |
4 173.56 |
2011年9月28日 - 10月1日 | ISUジュニアグランプリ オーストリア(インスブルック) | 4 59.14 |
12 89.81 |
10 148.95 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年12月24日 - 27日 | 第79回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 28 42.69 |
- | 28 42.69 |
2010年12月9日 - 11日 | 2010年ゴールデンスピン(ザグレブ) | 8 44.21 |
8 85.83 |
8 130.04 |
2010年11月27日 - 28日 | 第79回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(ひたちなか) | 10 46.45 |
6 97.37 |
7 143.82 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年2月4日 - 6日 | 2010年モンブラントロフィー ジュニアクラス(クールマイユール) | 3 47.75 |
2 88.11 |
2 135.86 |
2009年12月25日 - 27日 | 第78回全日本フィギュアスケート選手権(門真市) | 23 36.93 |
20 72.09 |
21 109.02 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2008年11月23日 - 24日 | 第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋市) | 12 44.92 |
11 89.28 |
11 134.20 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS |
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2017-2018 | フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン 作曲:バート・ハワード 振付:宮本賢二 |
映画『ミッション』より 作曲:エンリコ・モリコーネ 振付:タニス・ベルビン |
2016-2017 | タンゴ・デ・ロス・エクシラドス 作曲:ウォルター・タイエブ 振付:宮本賢二 | |
2015-2016 | ピアノ協奏曲「宿命」 作曲:千住明 振付:阿部奈々美 | |
2014-2015 | 映画『シェルブールの雨傘』より 作曲:ミシェル・ルグラン 振付:阿部奈々美 |
スペイン狂詩曲より「アストゥーリアス」 作曲:イサーク・アルベニス 振付:宮本賢二 |
2013-2014 | 映画『ラスト サムライ』より 作曲:ハンス・ジマー 振付:宮本賢二 | |
2012-2013 | シング・シング・シング 作曲:ルイ・プリマ | |
2011-2012 | 映画『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』より 作曲:ジェリー・ゴールドスミス |
脚注
[編集]- ^ “キャスト 浅田真央サンクスツアー 〜浅田真央が全国に感謝を届けます〜”. 浅田真央サンクスツアー. 2020年10月25日閲覧。
- ^ “ORANGE CHEERS|無良崇人|橋本誠也|川原星|公式サイト”. TEAM ORANGE CHEERS. 2020年10月25日閲覧。
- ^ ““チームオレンジチアーズ” がデビューします!”. 無良崇人選手応援ページ~空も跳べるはず~ (2019年1月30日). 2020年10月25日閲覧。
- ^ “「MIDTOWN ICE RINK in Roppongi」無良崇人さん率いるチームオレンジチアーズが登場!”. 東京ミッドタウンマネジメント株式会社 (2019年1月29日). 2020年10月25日閲覧。
- ^ 「福岡の星」川原星が引退。次世代を担う九州スケーターは誰だ? SPAIA 2018.3.29
外部リンク
[編集]- 川原星 (@seeei_1217) - X(旧Twitter)
- 川原星 (@1217sei) - Instagram
- 国際スケート連盟による川原星のバイオグラフィー
- 日本スケート連盟による強化紹介 - 川原 星
- ORANGE CHEERS