コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

市比野温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市比野温泉
温泉情報
所在地

鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野

市比野温泉の位置(鹿児島県内)
市比野温泉
市比野温泉
鹿児島県地図
座標 北緯31度47分21.9秒 東経130度24分16.9秒 / 北緯31.789417度 東経130.404694度 / 31.789417; 130.404694座標: 北緯31度47分21.9秒 東経130度24分16.9秒 / 北緯31.789417度 東経130.404694度 / 31.789417; 130.404694
交通 鉄道:九州新幹線川内駅下車、バスで市比野行き約20分
泉質 単純温泉
泉温(摂氏 52(36~80)
pH 9.5
液性の分類 弱アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
テンプレートを表示

市比野温泉(いちひのおんせん)は、鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野(旧薩摩郡樋脇郷市比野村)にある温泉。江戸時代から大衆のための湯治場として栄えた歴史を持つ。

泉質

[編集]
  • 弱アルカリ単純泉

慢性間接・筋肉リウマチ、神経痛神経炎などに効用があるとされる。ラドン含有量7.88。

温泉街

[編集]

市比野川沿いの田園地帯に湧く温泉地で、泉源は10ヶ所とかなり多い。その周りに数件の旅館が構えるが、旅館の規模はさほど大きくなく、近郷の湯治向けという昔ながらのスタイルを守っている。また、格安の公衆浴場(薩摩川内市の市営浴場として、上之湯・下之湯の2箇所を有する)もあり、美人湯としても知られ、観光客も多く訪れる。

歴史

[編集]

市比野温泉の名前の由来は、昔、市比野温泉一帯に、イチイの木が多く茂っていたことから来ている。

薩摩藩第十九代藩主、島津光久がこの近くで猟を楽しんでいたところ、いで湯を発見。光久は「これぞ天下の名泉」とばかりに、近郷の人々に多く利用させてもらえるよう、早急に湯治場を作らせたという。

交通アクセス

[編集]

関連項目

[編集]