市比野温泉
表示
市比野温泉 | |
---|---|
温泉情報 | |
所在地 |
|
座標 | 北緯31度47分21.9秒 東経130度24分16.9秒 / 北緯31.789417度 東経130.404694度座標: 北緯31度47分21.9秒 東経130度24分16.9秒 / 北緯31.789417度 東経130.404694度 |
交通 | 鉄道:九州新幹線川内駅下車、バスで市比野行き約20分 |
泉質 | 単純温泉 |
泉温(摂氏) | 52(36~80) |
pH | 9.5 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
市比野温泉(いちひのおんせん)は、鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野(旧薩摩郡樋脇郷市比野村)にある温泉。江戸時代から大衆のための湯治場として栄えた歴史を持つ。
泉質
[編集]- 弱アルカリ単純泉
慢性間接・筋肉リウマチ、神経痛神経炎などに効用があるとされる。ラドン含有量7.88。
温泉街
[編集]市比野川沿いの田園地帯に湧く温泉地で、泉源は10ヶ所とかなり多い。その周りに数件の旅館が構えるが、旅館の規模はさほど大きくなく、近郷の湯治向けという昔ながらのスタイルを守っている。また、格安の公衆浴場(薩摩川内市の市営浴場として、上之湯・下之湯の2箇所を有する)もあり、美人湯としても知られ、観光客も多く訪れる。
歴史
[編集]市比野温泉の名前の由来は、昔、市比野温泉一帯に、イチイの木が多く茂っていたことから来ている。
薩摩藩第十九代藩主、島津光久がこの近くで猟を楽しんでいたところ、いで湯を発見。光久は「これぞ天下の名泉」とばかりに、近郷の人々に多く利用させてもらえるよう、早急に湯治場を作らせたという。
交通アクセス
[編集]- 鉄道:九州新幹線、鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道川内駅下車
- バス:市内横断シャトルバス 樋脇・入来コース 遊湯館バス停下車、鹿児島交通 入来駅行き 市比野バス停下車、エアポートシャトル川内線 市比野バス停下車