布施祐仁
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ふせ ゆうじん[1] 布施 祐仁[1] | |
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生誕 | 1976年[1] |
国籍 | 日本[1] |
出身校 | 北海道大学[2] |
職業 | フリージャーナリスト[1] |
受賞 |
平和・協同ジャーナリスト基金賞[1] 日本ジャーナリスト会議JCJ賞[1] 早稲田ジャーナリズム大賞[3] |
布施 祐仁(ふせ ゆうじん、1976年 - )は、日本のフリージャーナリスト。
来歴
[編集]東京都生まれ[1]。北海道大学経済学部卒業後、2001年より日本平和委員会機関紙『平和新聞』の編集に携わり[2]、のち編集長に就任[1]。2021年退任[4]。
自衛隊南スーダン派遣部隊が作成した日報について、2016年9月30日に防衛省に情報開示請求をおこなったが、「文書不存在により不開示」とされTwitterで疑問を示したことから、自衛隊日報問題が表面化するきっかけをつくった[5]。
2018年10月、三浦英之との共著『日報隠蔽―南スーダンで自衛隊は何を見たのか』で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(草の根民主主義部門)を受賞した[3]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『北の反戦地主川瀬氾二の生涯―矢臼別演習場のど真ん中で生ききった!』高文研、2009年6月
- 『日米密約 裁かれない米兵犯罪』岩波書店、2010年4月
- 『災害派遣と「軍隊」の狭間で―戦う自衛隊の人づくり』かもがわ出版、2012年7月
- 『ルポ イチエフ――福島第一原発レベル7の現場』岩波書店、2012年9月
- 『経済的徴兵制』集英社新書、集英社、2015年11月
- 『自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実』集英社新書、集英社、2022年4月
- 『日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか』創元社、2022年5月
- 『従属の代償 日米軍事一体化の真実』講談社現代新書、講談社、2024年9月
共著
[編集]- 丸山重威・伊東達也・舘野淳・崎山比早子・塩谷喜雄・布施祐仁『これでいいのか福島原発事故報道―マスコミ報道で欠落している重大問題を明示する』あけび書房、2011年5月
- 伊勢崎賢治・布施祐仁『主権なき平和国家―地位協定の国際比較からみる日本の姿』集英社クリエイティブ、2017年10月
- 布施祐仁・三浦英之『日報隠蔽―南スーダンで自衛隊は何を見たのか』集英社、2018年2月
- 伊藤真、神原元、布施祐仁『9条の挑戦』大月書店、2018年11月。
出演
[編集]ウェブ番組
[編集]- デモクラシータイムス(YouTube)
- のりこえねっとTube(YouTube)
- No Hate TV(YouTube)
- UIチャンネル 東アジア共同体研究所(YouTube)
ラジオ
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “集英社新書 経済的徴兵制 著者等紹介”. 紀伊國屋書店. 2018年4月4日閲覧。
- ^ a b “北の反戦地主川瀬氾二の生涯―矢臼別演習場のど真ん中で生ききった! 著者等紹介”. 紀伊國屋書店. 2018年4月4日閲覧。
- ^ a b “第18回(2018年度) 石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 授賞作品決定”. 早稲田大学. 2018年12月6日閲覧。
- ^ “ツイッターより。編集長が変更されている”. 2022年8月17日閲覧。
- ^ “南スーダン撤退 あの日報を引きずり出した情報公開請求の「威力」 全ては一つの疑問から始まった”. 現代ビジネス. (2017年3月11日) 2018年4月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 布施祐仁 (@yujinfuse) - X(旧Twitter)