布津町
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(布津村から転送)
ふつちょう 布津町 | |||||
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飯野眼鏡橋 | |||||
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廃止日 | 2006年3月31日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 加津佐町、口之津町、南有馬町、北有馬町、西有家町、有家町、布津町、深江町→南島原市 | ||||
現在の自治体 | 南島原市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
郡 | 南高来郡 | ||||
市町村コード | 42375-1 | ||||
面積 | 10.52 km2 | ||||
総人口 |
4,715人 (国勢調査、2005年) | ||||
隣接自治体 | 雲仙市、南高来郡深江町、有家町 | ||||
町の木 | サクラ | ||||
町の花 | ツツジ | ||||
布津町役場 | |||||
所在地 |
〒859-2112 長崎県南高来郡布津町乙1623番地1号 | ||||
外部リンク | 布津町(アーカイブ版) | ||||
座標 | 北緯32度41分25秒 東経130度21分19秒 / 北緯32.69031度 東経130.35514度座標: 北緯32度41分25秒 東経130度21分19秒 / 北緯32.69031度 東経130.35514度 | ||||
ウィキプロジェクト |
布津町(ふつちょう)は、長崎県の島原半島にあった町。南高来郡に属した。
2006年3月31日、周辺7町と対等合併し、南島原市となり消滅した。
地理
[編集]島原半島の南東部に位置し、島原湾に面する。
- 河川:新川、湯田川、渡瀬川、栗田川
隣接市町村
[編集]歴史
[編集]布津と言う名については「フツ」という音を使うのに日本書紀に記された神剣「ふつのみたま」、これを神格化し鹿島神宮と並び立つ香取神宮(千葉県香取市)に祀られる「経津主(フツヌシ)」が参考になる。 フツという音は後の日本刀の原型となった古代東国の蕨手刀(わらびてとう)の中に刀身に故意に小さな穴があけられているものがあり、刀を振った時に生じる独特な刃音フツから来ていると言われる。
近現代
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡布津村が単独村制にて発足。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 布津村が町制施行。布津町となる。
- 2006年(平成18年)3月31日 - 加津佐町・口之津町・南有馬町・北有馬町・西有家町・有家町・深江町と合併し市制施行。南島原市が発足し、布津町は自治体として消滅。
地域
[編集]地名
[編集]名を行政区域とする。布津町は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。(発足当初は布津村)
なお、布津町では名の名称を十干に置き換えて表記する。
- 甲 / 貝崎名
- 乙 / 大崎名
- 丙 / 坂下名
行政
[編集]- 町長:伊藤邦弘(最終代)
- 池田長久は村制時代を含め、4期にわたり村長・町長を務めた。
教育
[編集]中学校
[編集]町立
小学校
[編集]町立
- 布津小学校
- 第一分校
- 第二分校
- 飯野小学校
交通
[編集]- 最寄り空港は長崎空港。
鉄道
[編集]中心駅は布津駅。
※市町村合併後の2008年4月1日に廃止。
バス路線
[編集]一般路線バス
[編集]- 島原鉄道バス
道路
[編集]- 高速道路の最寄りインターチェンジは長崎自動車道諫早インターチェンジ。
一般国道
[編集]産業
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- キリシタン墓碑群[1]
- 布津木場原遺跡
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎県南高来郡町村要覧.下編「布津村」(1893年)国立国会図書館デジタルコレクション
脚注
[編集]- ^ 布津町キリシタン墓碑群 長崎県の文化財
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 布津町公式ホームページ(2006/02/13アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 雲仙地域合併協議会ホームページ(2006/04/26アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project