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帰山栄治

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帰山 栄治(かえりやま えいじ、1943年[1] - 2022年11月22日[2])は、日本の作曲家編曲家福井県大野市出身[1]

1962年に名古屋大学文学部に入学し、ギターマンドリンクラブに入部[1]、後に同クラブ第6代指揮者。同期のコンサートマスター榊原喜三である。作曲を中田直宏に師事。名古屋マンドリン合奏団の指揮者、いくつかの学生マンドリンクラブの指導、マンドリン及び合唱コンクールの審査員など。作曲作品は、マンドリン音楽のほか、ギター合奏曲、現代邦楽室内楽独奏曲歌曲合唱曲劇音楽舞踊音楽など百数十曲。マンドリン合奏への編曲作品も二百数十曲あり、特に、ロシア民族楽器オーケストラ曲の紹介に注目すべきものがある。

1981年名古屋市芸術奨励賞受賞[1]。1984年及び1988年、名古屋マンドリン合奏団と共に団長兼指揮者としてソ連(当時)公演[1]。同合奏団の1992年の中国公演と1996年のオーストラリア公演に音楽監督兼指揮者として参加[1]。1997年から2004年までマンドリン合奏トレーニングのためのEnsemble ESCHUEを主宰・指導。2004年に「カエリヤマファイナルコンサート」を開催。晩年は故郷・大野市の原風景をテーマとした作曲を手掛けた[1]

主な作品

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帰山の死後、著作権承継者と委託契約を結んだプレクトラム音楽研究会が、帰山の作編曲作品の楽譜の頒布を代行している[1]

マンドリンオーケストラ

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  • マンドリンオーケストラの為の三楽章第一番〜第五番
  • Ouverture Historique No. 1〜No. 7
  • 協奏詩曲
  • マンドリンオーケストラの為の「劫」

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h 帰山栄治氏マンドリン作品頒布”. プレクトラム音楽研究会. 2023年11月24日閲覧。
  2. ^ 長谷川武 (2022年12月20日). “作・編曲家、帰山栄治氏が……”. X(旧Twitter). 2023年11月24日閲覧。

外部リンク

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