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常珍寺 (栃木県芳賀町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常珍寺
所在地 栃木県芳賀郡芳賀町西水沼1236
山号 瀧海山
院号 弘誓院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 天安2年(858年
開山 慈覚大師円仁
文化財 銅造地蔵菩薩半跏像、銅造大日如来坐像、銅造阿弥陀如来立像、銅造地蔵菩薩立像(以上、栃木県指定有形文化財)
法人番号 6060005003152 ウィキデータを編集
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常珍寺(じょうちんじ)は、栃木県芳賀郡芳賀町にある天台宗寺院

歴史

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858年天安2年)、慈覚大師円仁によって開山された[1][2]

1087年寛治元年)、源義家持仏聖観世音菩薩を奉納し、後三年の役の戦勝を祈願したという。この聖観世音は、現在は秘仏となっている[1]

かつては現在地より約150メートルの場所に位置していたが、延宝年間(1673年 - 1681年)の土砂崩れのため、1683年天安3年)に現在地に移転した[1]

文化財

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  • 銅造地蔵菩薩半跏像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[3]
  • 銅造大日如来坐像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[4]
  • 銅造阿弥陀如来立像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[5]
  • 銅造地蔵菩薩立像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[6]

境内林

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寺の周囲は境内林、さらにアカマツコナラなどの平地林に囲まれており、栃木県により常珍寺緑地環境保全地域に指定されている[7]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 常珍寺天台宗栃木教区
  2. ^ 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年、308p
  3. ^ 銅造地蔵菩薩半跏像栃木県
  4. ^ 銅造大日如来坐像栃木県
  5. ^ 銅造阿弥陀如来立像栃木県
  6. ^ 銅造地蔵菩薩立像栃木県
  7. ^ 03 常珍寺(じょうちんじ)緑地環境保全地域”. 栃木県. 2024年11月11日閲覧。

参考文献

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  • 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年