常磐村 (愛知県愛知郡)
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ときわむら 常磐村 | |
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廃止日 | 1921年8月22日 |
廃止理由 |
編入合併 中村・千種町・東山村・愛知町・常磐村・御器所村・荒子村・笠寺村・呼続町・八幡村・小碓村、西春日井郡六郷村・杉村・清水町→ 名古屋市 |
現在の自治体 | 名古屋市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 愛知郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
5,594人 (1920年10月1日) |
常磐村役場 | |
所在地 | 愛知県愛知郡常磐村 |
座標 | 北緯35度08分55秒 東経136度51分39秒 / 北緯35.14869度 東経136.86094度座標: 北緯35度08分55秒 東経136度51分39秒 / 北緯35.14869度 東経136.86094度 |
ウィキプロジェクト |
現在の名古屋市中村区南部、中川区北部に該当する。村名は、常磐村の元となった3つの村に由来する。松葉村、柳森村は植物に関わる文字があることから常盤とし、岩塚村の岩より、「盤」を「磐」にしている。
沿革
[編集]- 江戸時代末期、この地域は尾張藩領、熱田神宮領であった。
- 1878年(明治11年) -
- 小塚村、七女子村、本郷村が合併し、小本村となる。
- 八ツ屋村と丸米野村が合併し、篠原村となる。
- 1889年(明治22年)10月1日 -
- 小本村、篠原村、四女子村、長良村が合併し、松葉村となる。
- 高須賀村、八田村、万町村、烏森村が合併し、柳森村となる。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 松葉村、柳森村、岩塚村が合併し、常磐村となる。
- 1921年(大正10年)8月22日 - 名古屋市に編入され、名古屋市中区の一部となる。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 中区、西区から中村区が新設。中区、南区から中川区が新設される。
現在の地名との関係
[編集]中川区と中村区とでは、境界を関西本線に合わせて変更している。おおよそであるが、常磐村のうち、旧・松葉村域と篠原、長良、四女子、小塚、七女子、本郷の各地区が中川区であり、旧・岩塚村と高須賀、烏森の両地区が中村区である。
学校
[編集]- 常磐村立中村常磐尋常高等小学校 (現・名古屋市立常磐小学校)
交通機関
[編集]神社・仏閣
[編集]- 八剣社
- 神明社
- 万念寺
その他
[編集]愛知郡には、常磐村と同じ読みの村、「常盤村」が、1876年から1889年まで存在した。後に合併で御器所村となり、現在の名古屋市昭和区となっている。