平山勝蔵
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平山勝蔵(ひらやま かつぞう、1899年-1990年)は、日本の造園研究者。 東京農業大学教授を歴任。 水琴窟の研究者として著名で、自著では1937年頃、鳥取県にある尾崎邸庭園で、水琴窟を確認し、その後1956年頃、東京品川の吉田邸(旧安田邸)庭園で水琴窟を再発見し、造園雑誌に論文を幾つか発表していた。 水琴窟は洞水門という名称で、上原敬二の加島書店ガーデン・シリーズ3、「飛石・手水鉢」や「造園大辞典」(加島書店、1978年)、さらに「造園用語辞典」(彰国社、1985年)でも記載されている。
造園家、造園学者で、日本庭園の手法に関する一連の調査研究で、日本造園学会賞を受賞している。
主な著書
[編集]- 一坪から2百坪まで楽しい庭の造り方(金園社)
- 実用百科選書 楽しい庭の造り方(金園社)
- 袖垣の形態と構造(昭和31年度秋季研究会研究発表要旨、造園雑誌 20(3), 7, 1957年)
- 水琴窟について(昭和32年度春季大会研究発表要旨、造園雑誌 Vol21(1), 造園雑誌Vol22(3), 1957年-1958年 所収)
- 庭園の水琴窟(造園雑誌、1959年1月 所収)
- 庭の水琴窟(日本庭園、1960年12月 所収)
- 庭の敷石・飛石・組石 (BN14516685: 雄山閣出版, 1958年)
- 庭 54号(1980年10月 所収)
- 庭・別冊50(1986年7月 所収)
- 庭・別冊62 -特集・現代すまいの庭
- 箒目と砂について(龍居庭園研究所『枯山水の話』建築資料研究社 1991年 所収)
参考文献
[編集]- 水琴窟の話(龍居庭園研究所編、建築資料研究社、1990)