平嶋洋一
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平嶋 洋一(ひらしま よういち)は、日本の情報システム学者。大阪工業大学情報科学部データサイエンス学科教授。工学博士(京都大学)。計測自動制御学会離散事象システム研究会運営委員。
専門は、データエンジニアリング(自律制御システム含む)、人工知能(AI)・機械学習・モデリング、ゲーム理論応用、ニューラルネットワーク・ソフトコンピューティングなど[1][2]。主な所属学会は、システム制御情報学会、計測自動制御学会 など。
経歴
[編集]1993年京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修士課程修了。1996年同大学院工学研究科博士課程修了、工学博士(京都大学)。その後、岡山大学講師などを経て、2007年大阪工業大学情報科学部に着任。2022年同学部データサイエンス学科教授[3]。
また、社会人向け「AIデータサイエンス・リカレント教育プログラム」(2021年度から大阪工業大学大学院情報科学研究科で開講)で、講師も担当している[4]。
主な著書
[編集]- モデリングとシミュレーション-Octaveによる算法(単著、コロナ社2016、学術書)
- 大学生のための線形代数(共著、共立出版2012、学術書)
- 「On A Reinforcement Learning with Collective Actions for Generating a Marshaling Plan of Freight Train」(共著、World Scientific 2017、学術書)
- 「Theory and Novel Applications of Machine Learning (Chapter 9)」(In-Tech)
- 「New Developments in Robotics, Automation and Control (Chapter 11)」(In-Tech)
主な研究
[編集]- AI・数理最適化で実現する食品スーパーの仕入れ・在庫管理システム[5]
- データエンジニアリングによる鉄道荷役・コンテナ物流配置換えシステム
- 物流ネットワークの学習モデル[6]
- 機械学習モデルを利用したスケジューリング
- 自動搬送車両の経路計画システム
- 選択的汎化作用を有するCMACと強化学習を利用した化学プラント配置計画
主な受賞は、国際学会IAENG 「Certificate of Merit for The 2017 IAENG International Conference on Artificial Intelligence and Applications」など。
データサイエンスの対外啓蒙活動として、「大阪工業大学Innovation Days - 智と技術の見本市2019」、「M2M・IoT研究会 関西部会」2020、大阪商工会議所主催セミナー「データサイエンスを活用した中小企業の生産性の向上」2020などで講演している[7][8]。
脚注
[編集]- ^ https://www.research.oit.ac.jp/columns/2021/columns-9584/
- ^ https://local-iot-lab.ipa.go.jp/article/osaka-pref-iot-2010191212.html
- ^ https://yumenavi.info/lecture.aspx?GNKCD=g010226&OraSeq=5940550
- ^ https://www.oit.ac.jp/is/recurrent/index.html
- ^ https://projectdb.jst.go.jp/grant/JST-PROJECT-18072291/
- ^ http://www.oit.ac.jp/japanese/voice/joho/detail.php?id=201212002
- ^ http://www.ostec.or.jp/news/201907191925/
- ^ https://www.m2msg.org/?p=5486