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平田城 (尾張国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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平田城
愛知県
平田城址 西春日井郡教育会『西春日井郡誌』(1923年)492頁
平田城址
西春日井郡教育会『西春日井郡誌』(1923年)492頁
主な城主 平田源左衛門[1]
指定文化財 未指定
位置 北緯35度13分40.4秒 東経136度52分1.3秒 / 北緯35.227889度 東経136.867028度 / 35.227889; 136.867028
地図
平田城の位置(愛知県内)
平田城
平田城
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平田城(ひらたじょう)は、尾張国春日井郡平田村(現愛知県名古屋市西区城町)にあった日本の城

概要

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城跡とされる場所には遺構はほぼ残らず、城の古井戸とされる井戸だけが残り、農家の宅地となっている[2][3]。付近には城の切という地名が近年まで残っていたというが、町名変更により現存しない[4]埋蔵文化財包蔵地としては遺跡番号003003として周知されている[5]

城主は平田伊豆守(張州府志[1]とも平田和泉守[2]尾張徇行記[3])とも平田源左衛門(織田真記[1]とも伝わりはっきりしない。『日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』130頁によると、平田氏の菩提寺でもあった平田寺に残る過去帳には「泉州大守」、つまり和泉守と記されているようである。

脚注

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  1. ^ a b c 笹山忠『尾張の古城 全三四〇城を訪ねて』2008年8月、14頁。 
  2. ^ a b 『西春日井郡誌』1923年、492頁。 
  3. ^ a b 『日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』平凡社、1981年、130頁。 
  4. ^ 『地名収攬』286頁によれば字に「城」「城西」はあるが、「城之切」はない。『西春日井郡誌』492頁によれば、城之切を城と称しているとある。いずれにしろ、戦後の町名変更により現存しない。
  5. ^ 「マップあいち(愛知県統合型地理情報システム)」愛知県公式HP

参考文献

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  • 日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』平凡社、1981年。 
  • 笹山忠『尾張の古城 全三四〇城を訪ねて』2008年8月。 
  • 『地名学選書 愛知県地名集覧(原題)明治十五年愛知県郡町村字名調』1932年愛知県教育会刊、日本地名学研究所(1969年5月30日)復刻
  • 西春日井郡(編)『西春日井郡誌』西春日井郡、1923年3月。 

関連項目

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