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広島市中央卸売市場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広島中央卸売市場から転送)

広島市中央卸売市場(ひろしましちゅうおうおろしうりしじょう)は、広島県広島市が運営する中央卸売市場である。 同市西区草津港青果物水産物花卉(かき)を取扱う中央市場食肉を取扱う食肉市場安芸区船越南に青果物を取扱う東部市場から構成される。 隣接している中央市場と食肉市場を合わせた敷地面積296,277平方メートルは、東京都中央卸売市場大田市場東京都大田区)に次ぐ全国で2番目の敷地面積である[1]。なお、東部市場の敷地面積はマツダスタジアム2.5個分の約5.8ヘクタールである[2]

沿革

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  • 1914年大正3年)1月 - 市営家畜市場、広島市福島町(現在の西区福島町2丁目)に開場。
  • 1949年昭和24年)10月10日 - 広島市中央市場、広島市水主町(現在の中区加古町)の原爆投下によって壊滅した県庁および県立病院の跡地に開場。
  • 1960年(昭和35年)6月1日 - 広島市食肉中央卸売市場開場。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 広島市中央卸売市場業務条例の改正により、それぞれ広島市中央卸売市場中央市場広島市中央卸売市場食肉市場に名称変更
  • 1974年(昭和49年)3月18日 - 広島市中央卸売市場東部市場開場[2]
  • 1981年(昭和56年)10月12日 - 中央市場が現在地に移転。[3]
  • 1992年平成4年)4月20日 - 食肉市場が現在地に移転。[4]

再整備計画

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中央市場は、1981年の移転開場から 35年以上が経過しており、施設の老朽化耐震性に課題を抱えており、複数の再整備案を策定し比較検討を行い、再整備の方向性を決定することとしている[5][6]

東部市場においても、2027年度ごろに中央市場に移転統合するために、跡地活用の検討にはいり、 学校給食センターや市内初の「道の駅」などの整備を求める声が上がっている[2]

市場

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  • 中央市場 - 広島県広島市西区草津港1丁目8番1号
  • 食肉市場 - 広島県広島市西区草津港1丁目11番1号
  • 東部市場 - 広島県広島市安芸区船越南5丁目1番1号

脚注

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  1. ^ コンビニエンスストアで初めて卸売市場内へ出店 「ファミリーマート広島中央市場店」開店株式会社ファミリーマート 2005年10月26日ニュースリリース)
  2. ^ a b c 安芸区の東部市場跡は道の駅?給食センター? マツスタ2・5個分の広さ、広島市が活用検討 | 中国新聞デジタル”. 安芸区の東部市場跡は道の駅?給食センター? マツスタ2・5個分の広さ、広島市が活用検討 | 中国新聞デジタル (2023年7月16日). 2023年7月16日閲覧。
  3. ^ 跡地には1985年(昭和60年)10月12日広島厚生年金会館(現在の広島市文化交流会館)が開館。
  4. ^ 跡地には広島市西区地域福祉センターが開館。
  5. ^ 新中央市場建設基本計画の策定”. 広島市. 2023年7月11日閲覧。
  6. ^ 【公募型プロポーザル】広島市中央卸売市場中央市場再整備案策定業務(広島市経済観光局)

外部リンク

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