広島市中央卸売市場
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(広島中央卸売市場から転送)
広島市中央卸売市場(ひろしましちゅうおうおろしうりしじょう)は、広島県広島市が運営する中央卸売市場である。 同市西区草津港に青果物、水産物、花卉(かき)を取扱う中央市場と食肉を取扱う食肉市場、安芸区船越南に青果物を取扱う東部市場から構成される。 隣接している中央市場と食肉市場を合わせた敷地面積296,277平方メートルは、東京都中央卸売市場大田市場(東京都大田区)に次ぐ全国で2番目の敷地面積である[1]。なお、東部市場の敷地面積はマツダスタジアム2.5個分の約5.8ヘクタールである[2]。
沿革
[編集]- 1914年(大正3年)1月 - 市営家畜市場、広島市福島町(現在の西区福島町2丁目)に開場。
- 1949年(昭和24年)10月10日 - 広島市中央市場、広島市水主町(現在の中区加古町)の原爆投下によって壊滅した県庁および県立病院の跡地に開場。
- 1960年(昭和35年)6月1日 - 広島市食肉中央卸売市場開場。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 広島市中央卸売市場業務条例の改正により、それぞれ広島市中央卸売市場中央市場、広島市中央卸売市場食肉市場に名称変更
- 1974年(昭和49年)3月18日 - 広島市中央卸売市場東部市場開場[2]
- 1981年(昭和56年)10月12日 - 中央市場が現在地に移転。[3]
- 1992年(平成4年)4月20日 - 食肉市場が現在地に移転。[4]
再整備計画
[編集]中央市場は、1981年の移転開場から 35年以上が経過しており、施設の老朽化や耐震性に課題を抱えており、複数の再整備案を策定し比較検討を行い、再整備の方向性を決定することとしている[5][6]。
東部市場においても、2027年度ごろに中央市場に移転統合するために、跡地活用の検討にはいり、 学校給食センターや市内初の「道の駅」などの整備を求める声が上がっている[2]。
市場
[編集]- 中央市場 - 広島県広島市西区草津港1丁目8番1号
- 食肉市場 - 広島県広島市西区草津港1丁目11番1号
- 東部市場 - 広島県広島市安芸区船越南5丁目1番1号
脚注
[編集]- ^ コンビニエンスストアで初めて卸売市場内へ出店 「ファミリーマート広島中央市場店」開店(株式会社ファミリーマート 2005年10月26日ニュースリリース)
- ^ a b c “安芸区の東部市場跡は道の駅?給食センター? マツスタ2・5個分の広さ、広島市が活用検討 | 中国新聞デジタル”. 安芸区の東部市場跡は道の駅?給食センター? マツスタ2・5個分の広さ、広島市が活用検討 | 中国新聞デジタル (2023年7月16日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ 跡地には1985年(昭和60年)10月12日広島厚生年金会館(現在の広島市文化交流会館)が開館。
- ^ 跡地には広島市西区地域福祉センターが開館。
- ^ “新中央市場建設基本計画の策定”. 広島市. 2023年7月11日閲覧。
- ^ 【公募型プロポーザル】広島市中央卸売市場中央市場再整備案策定業務(広島市経済観光局)