延沢城
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延沢城 (山形県) | |
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延沢城址。天然記念物の大杉が奥に見える。 | |
別名 | 霧山城、野辺沢城 |
城郭構造 | 山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 延沢満重 |
築城年 | 1547年(天文16年) |
主な城主 | 延沢氏 |
廃城年 | 1667年(寛文7年) |
遺構 | 櫓門跡・枡形門跡など |
指定文化財 | 国の史跡 |
地図 |
延沢城(のべさわじょう)は、山形県尾花沢市にあった日本の城。別名霧山城、野辺沢城。国の史跡に指定されている。
概要
[編集]- 標高297メートルの丘陵の上にあった連郭式の山城。
- 城跡(本丸跡)には
- 目通り7.35メートル、樹高26メートル、推定樹齢1,100年ほどの大杉(県指定天然記念物)
- 櫓門跡や枡形門跡など。
- 天人清水(小さな池)。
沿革
[編集]- 1547年(天文16年) - 初代城主延沢薩摩守満重によって築城されたと伝えられている。延沢氏は後に天童八楯の一員。
- 1622年(元和8年) - 仕えていた最上家取り潰しにより幕府に没収。
- 1667年(寛文7年) - 幕府の手によって城郭は破却されたといわれる。その際、三の丸にあった大手門を尾花沢市龍護寺に移築したものとされる。
- 1955年(昭和30年)10月25日 - 延沢城本丸跡の大杉が「延沢城跡のスギ」として山形県指定天然記念物となる。
- 1962年(昭和37年)11月27日 - 尾花沢市龍護寺の山門(旧延沢城三の丸大手門を移築)が尾花沢市指定有形文化財となる。
- 1985年(昭和60年)12月21日 - 「延沢銀山遺跡」の一部として国の史跡に指定される。
関連項目
[編集]座標: 北緯38度34分4.5秒 東経140度28分3.3秒 / 北緯38.567917度 東経140.467583度