御笏神社
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御笏神社 | |
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所在地 | 東京都三宅村神着 |
位置 | 北緯34度7分12.0秒 東経139度31分20.3秒 / 北緯34.120000度 東経139.522306度座標: 北緯34度7分12.0秒 東経139度31分20.3秒 / 北緯34.120000度 東経139.522306度 |
主祭神 | 佐伎多麻比咩命(さきたまひめのみこと) |
社格等 | 旧村社、式内社論社 |
創建 | 不詳 |
例祭 | 10月10日 |
地図 |
歴史
[編集]創建年代は不明である。ただし、延喜式の式内社である佐伎多麻比咩命神社(さきたまひめのみことじんじゃ)に比定されていることから、少なくとも延喜年間(901年 - 923年)には既に存在していたものと推測される[1]。
元々は三宅島の北東に位置していたが、1561年(永正13年)に現在地に移転した[2]。
当社の神職は代々壬生氏が継いでいる。壬生氏は伊豆諸島の由来を記した『三宅記』を編纂した家として知られている。
幾つかの式内社も含め、多くの合祀社があり、10月10日の例大祭の他、7月中旬には合祀社の1つ牛頭天王神社に由来する牛頭天王祭(いわゆる祇園祭)も賑やかに行われる[2][3][4]。
祭神
[編集]- 佐伎多麻比咩命(さきたまひめのみこと) - 事代主神(三島大明神)の后神の一柱。
『三宅記』の神話によると、三宅島の神社に祀られている三島大明神(事代主神)の三姉妹の后は、箱根芦ノ湖周辺に住んでいた翁媼(老夫婦)の娘たちを、龍神(大蛇)から救って三宅島に迎えたものであり、長女が后神社に祀られている伊賀牟比売命、次女が二宮神社に祀られている伊波乃比咩命、三女が御笏神社に祀られている佐伎多麻比咩命とされる[5]。
文化財
[編集]- 御笏神社の神事(東京都指定無形民俗文化財 昭和32年2月21日指定)[6]
交通アクセス
[編集]- 錆ヶ浜港より車16分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年
外部リンク
[編集]- 三宅島の神社 (富賀神社・御笏神社・椎取神社 他) - 公式サイト
- 御笏神社 - 三宅島観光協会