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徳田秀子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とくだ ひでこ

徳田 秀子
生誕 (1938-06-02) 1938年6月2日(86歳)
日本の旗 日本 大阪府大阪市
出身校 近畿大学薬学部
職業 病院理事、薬剤師
配偶者 徳田虎雄(医師、衆議院議員)
子供 徳田毅(元・衆議院議員)ほか、計7名
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徳田 秀子(とくだ ひでこ、1938年昭和13年〉6月2日 - )は、日本薬剤師徳洲会創設者徳田虎雄の妻。

医療法人徳洲会副理事長、社会福祉法人愛心会理事長、社会福祉法人秀心会理事長を歴任した。

人物

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鹿児島県徳之島町出身(生まれは大阪府大阪市だが、広島県安芸郡坂町で幼少期を過ごし、終戦後に両親の出身地である徳之島に移住)。鹿児島県立徳之島高等学校卒業後、鹿児島銀行徳之島支店に勤務する。

1学年上の幼馴染である徳田虎雄とは、徳田が阪大医学部生だった1959年に結婚[1][2]。上阪。苦学の末1961年近畿大学薬学部に入学し、出産・子育てをしながら1967年卒業。卒業と同時に国家試験に合格し、薬剤師の資格を取得。1975年、医療法人徳洲会理事に就任する。

子女は2男5女。政治家となった次男の徳田毅と四女を除き、残りの子女はすべて医師である。

医療法人徳洲会副理事長、社会福祉法人愛心会理事長、社会福祉法人秀心会理事長、社会福祉法人徳之島愛心会理事長、社会福祉法人長崎愛心会理事長、公益財団法人徳洲会国際奨学財団理事長、有限会社ソフィア・インター・ナショナル代表取締役、特定非営利活動法人ひまわりネットワーク理事長などを歴任していたが、徳洲会事件で懲役2年6月執行猶予5年の有罪判決を言い渡されたこともあり[3]、役職を降りたものもある。

参考文献

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  • 徳田秀子『秀子さんのほんわか対談』(ザ・パーム出版、2011)
  • 出水沢藍子『塩一升の女』(出版企画あさんてさーな、2011)
  • 徳田秀子・西郷隆夫・若松宏『西郷の妻ー西郷隆盛と妻イトの生涯』(株式会社ナンシュウ、2015)
  • 徳田秀子『秀子さんのほんわか対談Ⅱ』(ザ・パーム出版、2018)
  • 徳田秀子『花ごろも」(徳田虎雄顕彰記念館、2020)
  • 青木理 『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』 小学館文庫、2013年。ISBN 4094120475

脚注

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  1. ^ 大平誠『徳田虎雄 病院王外伝 国内最大病院を巡る闘いの舞台裏』PHP研究所、2018年10月。ISBN 9784569840284 
  2. ^ 『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』 P112
  3. ^ “徳洲会事件、徳田前議員母に有罪 「積極的に関与」”. 共同通信. (2014年3月28日). https://web.archive.org/web/20140328130201/http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032801002284.html 2014年4月11日閲覧。 

外部リンク

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