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心室流出路狭窄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

心室流出路狭窄: Ventricular outflow tract obstruction)とは、循環器疾患、特に先天性心疾患の一形態であり、心臓右室または左室の流出路のいずれかが閉塞ないし狭窄している病態を指す。流出路の閉塞が関わる種々の疾患を含む幅広い概念である。右室流出路狭窄左室流出路狭窄に大別される。

右室流出路狭窄

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右室流出路狭窄: right ventricular outflow tract obstruction, RVOTO)は、肺動脈弁、弁上部、漏斗部(infundibulum)、または肺動脈の形態異常などにより生じる右室流出路の狭窄である[1]。代表的な疾患を下記に挙げる。

左室流出路狭窄

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左室流出路狭窄: left ventricular outflow tract obstruction, LVOTO)は、大動脈弁、もしくは弁下部、弁上部での形態異常などにより生じる左室流出路の狭窄である[2]。代表的な疾患を下記に挙げる。

脚注

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  1. ^ Bashore TM (2007). “Adult congenital heart disease: right ventricular outflow tract lesions”. Circulation 115 (14): 1933–1947. doi:10.1161/CIRCULATIONAHA.105.592345. PMID 17420363. http://circ.ahajournals.org/cgi/reprint/115/14/1933 2014年2月5日閲覧。. 
  2. ^ Gaynor JW, Elliott MJ (1993). “Congenital left ventricular outflow tract obstruction”. Journal of Heart Valve Disease 2 (1): 80–93. PMID 7505702. 

関連項目

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