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志村真幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

志村真幸(しむら まさき、1977年- )は、日本の研究者。専門は比較文化、民俗学南方熊楠研究。慶應義塾大学文学部准教授(有期)[1]

人物・来歴

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神奈川県小田原市生まれ。2000年慶應義塾大学文学部卒業。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科文化・地域環境学専攻博士後期課程単位取得退学。2008年「愛犬趣味の誕生 近代化する社会における純血と雑種の問題」で博士(人間・環境学)の学位を取得。南方熊楠顕彰館および南方熊楠顕彰会外部協力研究者として、資料調査、展覧会、出張展、公開講座などを担当。2019年より南方熊楠顕彰会理事。慶應義塾大学非常勤講師、京都外国語大学非常勤講師を務める[2]。2020年『南方熊楠のロンドン』でサントリー学芸賞[3]井筒俊彦学術賞受賞。

著書

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編著
  • 『異端者たちのイギリス』共和国, 2016
  • 『熊楠と猫』杉山和也・岸本昌也・伊藤慎吾共編, 共和国, 2018
  • 『動物たちの日本近代 ひとびとはその死と痛みにいかに向きあってきたのか』ナカニシヤ出版, 2023
  • 『南方熊楠の生物曼荼羅 生きとし生けるものへの視線』三弥井書店, 2024
翻訳
  • 『南方熊楠 英文論考 〈ノーツアンドクエリーズ〉誌篇』飯倉照平監修、集英社, 2014.12
松居竜五・田村義也・中西須美・南條竹則・前島志保共訳

論文

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脚注

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  1. ^ 教員:[慶應義塾大学文学部]”. 慶応義塾大学. 2024年4月1日閲覧。
  2. ^ 『南方熊楠のロンドン』
  3. ^ [2020年〜]年代別一覧 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞”. サントリー文化財団. 2022年8月3日閲覧。