コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

志津川テレビ中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

志津川テレビ中継局(しづがわテレビちゅうけいきょく)は、宮城県本吉郡南三陸町の旧志津川町地域に置かれているテレビ放送FMラジオ中継局。アナログUHF中継局としては、宮城県内で最初に設置された。また、本項では、県域FMラジオ局と同じ場所に設置されていた臨時災害放送局である「みなみさんりくさいがいエフエム」の送信所についても併せて記述する。

中継局概要

[編集]

デジタルテレビ放送

[編集]
リモコン
番号
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 TBC
東北放送
18 3W 15.5W 水平偏波 宮城県 約3,600世帯 2008年
9月1日[1]
2 NHK
仙台教育
26 20W 全国
3 NHK
仙台総合
22 宮城県
4 MMT
宮城テレビ放送
14 15.5W
5 KHB
東日本放送
16
8 OX
仙台放送
20
  • 所在地: 南三陸町戸倉字波伝谷(十二曲峰山)[2]
  • 放送区域: 本吉郡南三陸町の一部[2](旧志津川町域)
  • 2008年6月26日に予備免許が交付され[3][2]8月10日ごろに試験電波を発射。8月28日に本免許が交付され[4][1]、9月1日に本放送が開始された[1]
  • 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う停電に伴い、3月15日13時30分、電源が復旧するまでNHK総合のみ、南三陸町歌津字樋の口の田束山に臨時災害用予備送信所の設置が許可された[5]

アナログテレビ放送

[編集]
チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
49 NHK
仙台教育
映像30W/
音声7.5W
映像200W/
音声50W
水平偏波 全国 2,807世帯 1968年
10月19日[6]
51 NHK
仙台総合
宮城県
55 TBC
東北放送
1968年
10月17日[7]
57 OX
仙台放送
映像210W/
音声52W
59 MMT
宮城テレビ放送
映像195W/
音声49W
1971年
10月1日[7][8]
61 KHB
東日本放送
映像200W/
音声50W
1975年
10月1日[7](本放送開始と同時)
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ

FMラジオ放送

[編集]
周波数
(MHz)
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
84.1 FMSエフエム仙台
(Date fm)
10W 16.5W 宮城県 約-世帯 -
85.2 NHK
仙台FM
16W
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ

臨時災害放送局

[編集]
  • 2013年3月31日運用終了・廃止。
放送局名 コールサイン 周波数 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
みなみさんりくさいがいエフエム JOYZ2AI-FM 80.7MHz 10W 29.8W 南三陸町 不明
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ

出典・脚注

[編集]
  1. ^ a b c 宮城県の免許情報(総務省東北総合通信局)
  2. ^ a b c 志津川中継局(地上デジタルテレビ放送)のエリア(報道資料2008年6月26日) (PDF) (総務省東北総合通信局)
  3. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)に予備免許-東北地域の地上デジタルテレビジョン放送の視聴エリアが拡大します(報道資料2008年6月26日)(総務省東北総合通信局)
  4. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)に免許-宮城県内の地上デジタルテレビジョン放送の視聴エリアが拡大します(報道資料2008年8月28日)(総務省東北総合通信局)
  5. ^ 「東北地方太平洋沖地震」にともなうNHK志津川(総合放送)放送局(臨時災害対策用予備送信所)変更許可情報 (PDF)
  6. ^ 『NHK年鑑'75』(日本放送協会、1975年)
  7. ^ a b c 『民間放送三十年史』(日本民間放送連盟、1981年)
  8. ^ 出典:1971年10月1日付け河北新報9面「宮城テレビはきょう開局1周年を迎えました」広告記事から(この広告記事に当中継局開局について記載されている)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]