恍惚のブルース
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「恍惚のブルース」 | ||||
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青江三奈 の シングル | ||||
A面 | 恍惚のブルース | |||
B面 | ひと知れぬ愛 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル盤 | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクターレコード | |||
作詞・作曲 |
川内康範(作詩) 浜口庫之助(作曲) | |||
青江三奈 シングル 年表 | ||||
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「恍惚のブルース」(こうこつのブルース)は、1966年6月21日に青江三奈が発売したデビュー・シングルである。オリジナル7インチシングル盤規格品番:SV-416。
解説
[編集]- 作詩は川内康範[1][2][3]、作曲は浜口庫之助、編曲は寺岡真三による。ヘ長調である。
- かつて銀座のバーでクラブ歌手を務めていた井原静子(本名)は、作詩家・川内康範の当時『週刊新潮』の連載小説『恍惚』のヒロイン歌手だった『青江三奈』の芸名を貰い、本作でメジャーデビュー。
- 本作はいきなり約80万枚のヒット曲となり、青江三奈は1966年大晦日の『第17回NHK紅白歌合戦』に同曲で初出場を果たした。
- 1990年大晦日、青江自身7年振り、18回目の返り咲きを果たした『第41回NHK紅白歌合戦』にて、同年12月2日に亡くなった作曲家・浜口庫之助を偲んで、NHK紅白歌合戦では24年ぶりに再び同曲を歌唱披露。なお、同紅白ではサックス奏者の松本英彦と共演した。
- B面曲「ひと知れぬ愛」も、ヘ長調。歌詞カードとレコードの歌唱では歌詩が異なる(歌詩カードでは一番サビが三番となっているが、レコードでの歌唱は二番サビが三番として唄われている)。
2016年現在はMEG-CDにてCD化されている(「恍惚のブルース」のカップリング)。 - 田端義夫、森進一、ちあきなおみが1970年。藤圭子1974年。美空ひばり1976年。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドが1977年にカバーしている。
収録曲
[編集]※全作詩:川内康範/作曲:浜口庫之助/編曲:寺岡真三
- 恍惚のブルース(3分39秒)
- ひと知れぬ愛(4分00秒)
備考
[編集]- 「恍惚のブルース」のJASRAC作品コードは、031-0169-0[4]。
- 「ひと知れぬ愛」のJASRAC作品コードは、072-0267-9[4]。「人知れぬ愛」として登録[4]。
- 上記二作品とも、出版者はリズム・ミュージック・パブリッシャーである[4]。
脚注
[編集]- ^ 川内康範は生前「作詞」という表現を好まなかったため、本項目では「作詩」と表記する。
- ^ 『篦棒な人々 戦後サブカルチャー偉人伝』(文庫版)河出書房新社(河出文庫)、東京、2007年。ISBN 978-4-309-40880-4。
- ^ 竹熊健太郎 (2007年3月21日). “川内康範先生の想い出(1)”. たけくまメモ(旧Blog). ココログ. 2018年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月13日閲覧。
- ^ a b c d JASRAC作品データベース検索