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恵穆貴妃(けいぼくきひ、? - 1107年)は、北宋神宗の側室。姓は武氏。
最初、後宮に入って御侍(皇帝の側女)となり、一男一女を産んた。元豊5年(1082年)8月、才人に封ぜられた。
元豊8年(1085年)に神宗が崩ずると、哲宗から美人に尊封された。紹聖3年(1096年)、婕妤に進んだ。元符3年(1100年)正月、昭儀を加封された。建中靖国元年(1101年)、徽宗から賢妃に再進封された。大観元年(1107年)、薨去した。貴妃の位を追贈され、「恵穆」と諡された。