惣持
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惣持(そうじ、天福元年(1233年)- 正和元年(1312年))は真言律宗の僧侶。字は日浄房。叡尊の甥と伝えられている。
略歴
[編集]大和国の出身である。寛元2年(1244年)、西大寺にいた叡尊の弟子になる[1]。その後、西琳寺の長老となってその再興に努める[1]。その間にも建長3年(1251年)に『四分律注比丘尼戒本』を撰集、康元元年(1256年)には法華寺にて『転女性経』を開版するなど、女性・尼僧の教化に生涯を捧げた[1]。また、中宮寺を尼寺として再興して、信如を住持に迎えた[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 細川涼一「惣持」(『日本歴史大事典 2』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523002-3)