我ら女性の天性
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我ら女性の天性 | |
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Noi donne siamo fatte così | |
監督 | ディーノ・リージ |
脚本 |
アージェ=スカルペッリ ディーノ・リージ エットーレ・スコラ ロドルフォ・ソネゴ ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ |
製作 |
エドモンド・アマーティ マウリツィオ・アマーティ |
出演者 | モニカ・ヴィッティ |
音楽 | アルマンド・トロヴァヨーリ |
撮影 | カルロ・ディ・パルマ |
編集 | アルベルト・ガッリッティ |
製作会社 | アポッロ・フィルム |
配給 | フィーダ・チネマトグラフィカ |
公開 |
1971年9月29日 1973年8月27日 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
『我ら女性の天性』(われらじょせいのてんせい、イタリア語: Noi donne siamo fatte così)は、1971年製作・公開、ディーノ・リージ監督のイタリア映画である[1][2]。イタリア式コメディの1作、オムニバス映画である[1]。
構成
[編集]- 『労働日』 - Una giornata lavorativa
- 『ロマンティック』 - Romantica
- 『ママ』 - Mamma
- 『愛の奴隷』 - Schiava d'amore
- 『発展する世界』 - Il mondo cammina
- 『ヴェトナム』 - Vietnam
- 『そして主は来たりぬ』 - Et dominus venit
- 『モーターサイクル』 - La motocicletta
- 『工場長の気持ち』 - Cuore di padrone
- 『天上の天使』 - L'angelo dei cieli
- 『悩ましき女』 - L'allumeuse
- 『コール ローマ21-21』 - Chiamate Roma 21-21
略歴・概要
[編集]本作は、1971年、イタリアの製作会社アポッロ・フィルムが製作を開始、ヴェネト州パドヴァ県リーメナにある会社社屋、同州トレヴィーゾ県マゼールのバルバロ荘、同州ヴィチェンツァ県ヴィチェンツァでロケーション撮影を行い、ローマ市内のディア・スタジオでセット撮影を行い、完成した[1]。
同年9月29日、フィーダ・チネマトグラフィカの配給によってイタリア国内で公開され、フランスでは1973年8月27日に公開された[1]。
日本では、本作は劇場公開されておらず、2011年1月現在、DVD等のビデオグラムも発売されていない[3][4]。アルマンド・トロヴァヨーリの音楽を通じて、作品の存在は日本に紹介された。
スタッフ
[編集]- プロデューサー : エドモンド・アマーティ (Edmondo Amati)、マウリツィオ・アマーティ (Maurizio Amati)
- 監督 : ディーノ・リージ
- 脚本 : アージェ=スカルペッリ、ディーノ・リージ、エットーレ・スコラ、ロドルフォ・ソネゴ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
- 撮影 : カルロ・ディ・パルマ
- 装飾 : ブルーノ・チェーザリ (Bruno Cesari)
- 編集 : アルベルト・ガッリッティ (Alberto Gallitti [5])
- 助監督 : レナート・リッツート (Renato Rizzuto [6])
- 音楽 : アルマンド・トロヴァヨーリ
キャスト
[編集]- クレジット順
- モニカ・ヴィッティ - ゾーエ / アンヌンツィアータ / テレーザ / アルベルタ / カトリーヌ / パルミーラ / アガタ / ラウラ
- カルロ・ジュッフレ (Carlo Giuffrè) - フェルディナンド(アルベルタの夫)
- エンリコ・マリア・サレールノ (Enrico Maria Salerno) - イヴァノ・ボルギ教授
- エットーレ・マンニ (Ettore Manni) - 演奏家(テレーザの夫)
- ジャン・ルージュール (Jean Rougeul) - 審査員
- ミケーレ・チマローザ (Michele Cimarosa) - アンヌンツィアータの夫
- ジャック・スタニー (Jack Stany名義、Jacques Stany [7])
- ミシェル・バルディネ (Michel Bardinet)
- グレタ・ヴァヤン (Greta Vaillant名義、Greta Vayan)
- ルイジ・ツェルビナーティ (Luigi Zerbinati) - カトリーヌの客
- レンツォ・マリニャーノ (Renzo Marignano [8]) - 録音機をたずさえるアルベルタの客
- プーポ・デ・ルーカ (Pupo De Luca) - アルベルタの客
- フィリッポ・デ・ガーラ (Filippo De Gara) - ザザの兄弟
- ジュリアーノ・ペルシコ (Giuliano Persico) - フェルディナンド
- イレアナ・リガーノ (Ileana Rigano) - マリーナ
- クララ・コロージモ (Clara Colosimo) - ミス・トゥリーナ
- パスクァーレ・ファシアーノ (Pasquale Fasciano)
- ヴィットリオ・ヴィットーリ (Vittorio Vittori) - ミケーレ
- オラーツィオ・ストラクッツィ (Orazio Stracuzzi)
- ネッロ・アスコーリ (Nello Ascoli)
- アルド・ファリーナ (Aldo Farina)
- エットーレ・ジェリ (Ettore Geri) - 司教
- ノンクレジット
- トム・フェレギー (Tom Felleghy) - フルヴィアの夫
参考文献
[編集]- 『イタリア映画史入門 1905 - 2003』 : ジャン・ピエロ・ブルネッタ、訳川本英明、鳥影社、2008年7月 ISBN 4862651445
関連事項
[編集]註
[編集]- ^ a b c d Noi donne siamo fatte così, インターネット・ムービー・データベース , 2011年1月19日閲覧。
- ^ Noi donne siamo fatte così, allmovie , 2011年1月19日閲覧。
- ^ ディーノ・リージ[リンク切れ]、キネマ旬報映画データベース、2011年1月19日閲覧。
- ^ ディノ・リージ、allcinema ONLINE, 2011年1月19日閲覧。
- ^ Alberto Gallitti - IMDb , 2011年1月19日閲覧。
- ^ Renato Rizzuto - IMDb , 2011年1月19日閲覧。
- ^ Jacques Stany - IMDb , 2011年1月19日閲覧。
- ^ Renzo Marignano - IMDb , 2011年1月19日閲覧。