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戸恒東人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

戸恒 東人(とつね はるひと、1945年(昭和20年)12月20日 - )は、日本の官僚俳人。俳誌「春月」(しゅんげつ)主宰。本名も同じ。元帝京大学教授財政税法中小企業金融)。

茨城県生まれ。1970年頃より句作をはじめる。野澤節子有馬朗人土生重次に師事。1990年、「天為」創刊に参加(1992年同人、2016年退会)。1991年、個人俳誌「東風句報」創刊主宰。「扉」創刊に参加(1993年同人、1998年退会)。1996年、「東風句報」を「春月」に改題。1999年、俳誌「春月」創刊主宰。2012年、『誓子-わがこころの帆』で第14回加藤郁乎賞を受賞。2015年、公益社団法人俳人協会理事長。2016年、国際俳句交流協会常務理事。日本現代詩歌文学館評議員、日本文藝家協会会員。2017年4月、瑞宝中綬章を受章。

学歴・職歴

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著書

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句集

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  • 『福耳』 本阿弥書店、1995年
  • 『春月』 春月俳句会、1997年
  • 『寒禽』 角川書店、2000年
  • 自註現代俳句シリーズ・十期9『戸恒東人集』 俳人協会、2001年
  • 『桜鯛』 本阿弥書店、2004年
  • 新版『春月』 春月俳句会、2005年
  • 現代俳句文庫『戸恒東人句集』 ふらんす堂、2005年
  • 『過客』 本阿弥書店、2009年
  • 『白星』 角川学芸出版、2012年
  • 『新撰 俳句の杜〈6〉 精選アンソロジー』 本阿弥書店、2012年
  • 俳句四季文庫 戸恒東人句集『福耳』 東京四季出版、2013年
  • 『淅瀝』 本阿弥書店、2014年
  • 『学舎』 雙峰書房、2018年
  • 『令風』 雙峰書房、2020年
  • 春月自註俳句シリーズ2『戸恒東人句集(2)』 雙峰書房、2021年
  • 春月自註俳句シリーズ1『戸恒東人句集(1)』 雙峰書房、2022年
  • 『旗薄』 雙峰書房、2022年

評論集・その他

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  • 『詳解優先出資法』 財経詳報社、1994年
  • 俳句紀行『大阪俳句散歩』 蝸牛社、1998年
  • 『俳句浪漫紀行(海外編)』 蝸牛社、1999年
  • 『漂泊の旅路を追って 芭蕉から山頭火まで』 北溟社、2002年
  • 『詩人たちの漂泊の風姿 芭蕉・曾良から放哉・山頭火まで』 本阿弥書店、2006年
  • 『転換期の財政』 大蔵財務協会、2007年
  • 『誓子-わがこころの帆』(第14回加藤郁乎賞) 本阿弥書店、2011年
  • 『間違いやすい俳句表現』 本阿弥書店、2012年
  • 『平成俳句論攷』(四季新書) 東京四季出版、2014年
  • 『クイズで学ぶ俳句講座』 本阿弥書店、2017年
  • 『いくらかかった「奥の細道」』 雙峰書房、2019年

脚注

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  1. ^ 『職員録』大蔵省印刷局、1974年発行、496頁
  2. ^ 『官界,第9〜12号』行政問題研究所、1996年発行、312頁
先代
中川隆進
神戸税関長
1994年 - 1995年
次代
濱田明正
先代
志田康雄
大蔵省造幣局長
1997年 - 1998年
次代
堀田隆夫