コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

手樽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 宮城県 > 松島町 > 手樽
手樽
手樽の位置(宮城県内)
手樽
手樽
手樽の位置
北緯38度23分14.186秒 東経141度5分34.421秒 / 北緯38.38727389度 東経141.09289472度 / 38.38727389; 141.09289472
日本の旗 日本
都道府県 宮城県
市町村 宮城郡松島町
設置 1928年1月1日
人口
 • 合計 615人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
981-0211[1]
市外局番 022(仙台MA[2]
ナンバープレート 宮城

手樽(てたる、英語: Tetaru)は、宮城県宮城郡松島町大字郵便番号は981-0211[1]。松島町ホームページによると人口は615人、世帯数は239世帯である[3]

地理

[編集]

町の南東部に位置し、東は東松島市大塚と、西は根廻や磯崎と、北は東松島市上下堤と接し、南は松島湾に面する。また、松島湾では「牡蠣」や「海苔」の養殖が盛んである。

小字

[編集]

域内の小字は以下の通りである[4]

  • 左坂(あてらざか)[5]
  • 荒田
  • 石ケ浦
  • 牛木
  • 鵜の島
  • 梅ケ沢
  • 大浜
  • 大日向
  • 大町
  • 大蓬沢
  • 梅木
  • 柿ノ浦
  • 釜沢
  • 釜沢東
  • 釜地前
  • 狐入
  • 駒形
  • 小屋崎
  • 才ノ神
  • 七十里
  • 新田
  • 銭神
  • 蔵田
  • 中沢
  • 中町
  • 長根沢
  • 名籠(なごめ)[6]
  • 鳴神
  • 早川西
  • 早川東
  • 早坂
  • 茨崎
  • 広浦
  • 蛇島
  • 弁天
  • 三浦
  • 三沢
  • 宮田
  • 餅田
  • 元手樽
  • 馬立
  • 六合沢
  • 脇沢

歴史

[編集]

現在の行政区域としての成立は1928年昭和3年)1月1日に松島村が町制を施行し松島町になったことによる。

1956年から1968年に手樽湾が干拓されたことにより、1,102haの水田が造成され、計127戸の農家が入植した。

交通

[編集]

鉄道

[編集]

道路

[編集]

バス

[編集]

学区

[編集]

松島町立松島第二小学校松島町立松島中学校へ進学する[8]

施設

[編集]

人口

[編集]

2021年令和3年)5月末時点での人口は以下の通りである[3][10]

行政区 世帯数
元手樽 63世帯 90人 84人 174人
名籠 38世帯 53人 51人 104人
古浦 39世帯 48人 40人 88人
早川 47世帯 61人 63人 124人
三浦 33世帯 35人 42人 77人
左坂 19世帯 22人 26人 48人

東日本大震災

[編集]

手樽では犠牲者は5名で建物は99.6%(252/253)が何らかの被害を受けたという記録が残っている[10]

被害統計

[編集]

以下は犠牲者の統計である[11]

世代と性別 犠牲者 死亡率 当時の人口
男性 1人 0.26% 383人
女性 4人 0.97% 412人
15歳未満 0人 0% 60人
15〜64歳 4人 0.86% 467人
65歳以上 1人 0.37% 268人
合計 5人 0.63% 795人

以下は建物の被害の統計である[10]

全壊 大規模半壊 半壊 一部損壊 被害割合
51件 40件 118件 43件 99.6%

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2021年6月26日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2021年6月23日閲覧。
  3. ^ a b 人口と世帯”. 松島町. 2021年6月26日閲覧。
  4. ^ 宮城県宮城郡松島町手樽”. NAVITIME. 2021年12月19日閲覧。
  5. ^ 宮城県宮城郡松島町手樽左坂”. NAVITIME. 2021年12月19日閲覧。
  6. ^ 宮城県宮城郡松島町手樽名籠”. NAVITIME. 2021年12月19日閲覧。
  7. ^ 松島町町営バス路線図”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
  8. ^ 通学区域”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
  9. ^ a b 松島 四大観(しだいかん)”. 日本三景松島. 2021年6月27日閲覧。
  10. ^ a b c 東日本大震災に関する情報”. 松島町 (2012年1月13日). 2021年6月23日閲覧。
  11. ^ 谷謙二小地域別にみた東日本大震災被災地における死亡者および死亡率の分布」『埼玉大学教育学部地理学研究報告』第32号、埼玉大学教育学部地理学研究室、2012年、1-26頁、doi:10.24561/00016186ISSN 0913-2724NAID 1200063880162021年6月26日閲覧