手樽
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手樽 | |
---|---|
北緯38度23分14.186秒 東経141度5分34.421秒 / 北緯38.38727389度 東経141.09289472度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 宮城県 |
市町村 | 宮城郡松島町 |
設置 | 1928年1月1日 |
人口 | |
• 合計 | 615人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
981-0211[1] |
市外局番 | 022(仙台MA)[2] |
ナンバープレート | 宮城 |
手樽(てたる、英語: Tetaru)は、宮城県宮城郡松島町の大字。郵便番号は981-0211[1]。松島町ホームページによると人口は615人、世帯数は239世帯である[3]。
地理
[編集]町の南東部に位置し、東は東松島市大塚と、西は根廻や磯崎と、北は東松島市上下堤と接し、南は松島湾に面する。また、松島湾では「牡蠣」や「海苔」の養殖が盛んである。
小字
[編集]- 左坂(あてらざか)[5]
- 荒田
- 石ケ浦
- 牛木
- 鵜の島
- 梅ケ沢
- 大浜
- 大日向
- 大町
- 大蓬沢
- 梅木
- 柿ノ浦
- 釜沢
- 釜沢東
- 釜地前
- 狐入
- 駒形
- 小屋崎
- 才ノ神
- 七十里
- 新田
- 銭神
- 蔵田
- 中沢
- 中町
- 長根沢
- 名籠(なごめ)[6]
- 鳴神
- 早川西
- 早川東
- 早坂
- 茨崎
- 広浦
- 蛇島
- 弁天
- 三浦
- 三沢
- 宮田
- 餅田
- 元手樽
- 馬立
- 六合沢
- 脇沢
歴史
[編集]現在の行政区域としての成立は1928年(昭和3年)1月1日に松島村が町制を施行し松島町になったことによる。
1956年から1968年に手樽湾が干拓されたことにより、1,102haの水田が造成され、計127戸の農家が入植した。
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]バス
[編集]学区
[編集]松島町立松島第二小学校・松島町立松島中学校へ進学する[8]。
施設
[編集]- 大仰寺(麗観・富山):松島四大観の一つで標高116.8m[9]
- 富山観音(北緯38度23分50.1秒 東経141度6分25.8秒 / 北緯38.397250度 東経141.107167度):奥州三観音の一つ[9]
- 名籠貝塚(町指定史跡)
- 梅ヶ沢貝塚(町指定史跡)
- 古浦横穴古墳群(町指定史跡)
- 富山簡易郵便局
- 名籠漁港
人口
[編集]2021年(令和3年)5月末時点での人口は以下の通りである[3][10]。
行政区 | 世帯数 | 男 | 女 | 計 |
---|---|---|---|---|
元手樽 | 63世帯 | 90人 | 84人 | 174人 |
名籠 | 38世帯 | 53人 | 51人 | 104人 |
古浦 | 39世帯 | 48人 | 40人 | 88人 |
早川 | 47世帯 | 61人 | 63人 | 124人 |
三浦 | 33世帯 | 35人 | 42人 | 77人 |
左坂 | 19世帯 | 22人 | 26人 | 48人 |
東日本大震災
[編集]手樽では犠牲者は5名で建物は99.6%(252/253)が何らかの被害を受けたという記録が残っている[10]。
被害統計
[編集]以下は犠牲者の統計である[11]。
世代と性別 | 犠牲者 | 死亡率 | 当時の人口 |
---|---|---|---|
男性 | 1人 | 0.26% | 383人 |
女性 | 4人 | 0.97% | 412人 |
15歳未満 | 0人 | 0% | 60人 |
15〜64歳 | 4人 | 0.86% | 467人 |
65歳以上 | 1人 | 0.37% | 268人 |
合計 | 5人 | 0.63% | 795人 |
以下は建物の被害の統計である[10]。
全壊 | 大規模半壊 | 半壊 | 一部損壊 | 被害割合 |
---|---|---|---|---|
51件 | 40件 | 118件 | 43件 | 99.6% |
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年6月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯”. 松島町. 2021年6月26日閲覧。
- ^ “宮城県宮城郡松島町手樽”. NAVITIME. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “宮城県宮城郡松島町手樽左坂”. NAVITIME. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “宮城県宮城郡松島町手樽名籠”. NAVITIME. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “松島町町営バス路線図”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
- ^ “通学区域”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
- ^ a b “松島 四大観(しだいかん)”. 日本三景松島. 2021年6月27日閲覧。
- ^ a b c “東日本大震災に関する情報”. 松島町 (2012年1月13日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ 谷謙二「小地域別にみた東日本大震災被災地における死亡者および死亡率の分布」『埼玉大学教育学部地理学研究報告』第32号、埼玉大学教育学部地理学研究室、2012年、1-26頁、doi:10.24561/00016186、ISSN 0913-2724、NAID 120006388016、2021年6月26日閲覧。