持法院 (柏市)
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持法院 | |
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所在地 | 千葉県柏市藤ケ谷178-1 |
位置 | 北緯35度49分05秒 東経140度01分49.5秒 / 北緯35.81806度 東経140.030417度座標: 北緯35度49分05秒 東経140度01分49.5秒 / 北緯35.81806度 東経140.030417度 |
山号 | 登慶山 |
院号 | 持法院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 不詳 |
正式名 | 登慶山如意輪寺持法院 |
札所等 | 東葛印旛大師八十八ヶ所霊場第8・26・46番札所、下総三十三ヶ所観音霊場第27番札所 |
法人番号 | 4040005013915 |
持法院(じほういん)は、千葉県柏市藤ケ谷[1]にある天台宗の寺院。
歴史
[編集]創建年代は不明である。当寺には由来に関する記録は残っていない。ただ一説によれば、鎌倉時代初期に千葉常胤が運慶に如意輪観音像を彫らせ、鎌倉の堂宇に安置していた。その後、承久の乱が勃発したため、当地に移して萱葺き屋根の草庵を建て、藤の花を厨子に飾りたてて安置した。この逸話により、当地は「藤萱村(ふじかやむら)」と呼ばれるようになり、現在の「藤ケ谷(ふじがや)」の地名の由来となった。1223年(貞応2年)に寺院化されたという[2][3]。
常胤が運慶に彫らせたとされる如意輪観音像は、現在は観音堂に安置されており、秘仏である。ただ、現在の像は中世末期から江戸時代初期のものとみられている。現在残っている厨子も徳川家の三つ葉葵が描かれている[2]。
文化財
[編集]- 如意輪観音像(柏市指定有形文化財)[4]
交通アクセス
[編集]- 路線バス沼南体育館前停留所より徒歩16分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年