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持法院 (柏市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
持法院
所在地 千葉県柏市藤ケ谷178-1
位置 北緯35度49分05秒 東経140度01分49.5秒 / 北緯35.81806度 東経140.030417度 / 35.81806; 140.030417座標: 北緯35度49分05秒 東経140度01分49.5秒 / 北緯35.81806度 東経140.030417度 / 35.81806; 140.030417
山号 登慶山
院号 持法院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 不詳
正式名 登慶山如意輪寺持法院
札所等 東葛印旛大師八十八ヶ所霊場第8・26・46番札所、下総三十三ヶ所観音霊場第27番札所
法人番号 4040005013915 ウィキデータを編集
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持法院(じほういん)は、千葉県柏市藤ケ谷[1]にある天台宗寺院

歴史

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創建年代は不明である。当寺には由来に関する記録は残っていない。ただ一説によれば、鎌倉時代初期に千葉常胤運慶如意輪観音像を彫らせ、鎌倉の堂宇に安置していた。その後、承久の乱が勃発したため、当地に移して葺き屋根の草庵を建て、の花を厨子に飾りたてて安置した。この逸話により、当地は「藤萱村(ふじかやむら)」と呼ばれるようになり、現在の「藤ケ谷(ふじがや)」の地名の由来となった。1223年貞応2年)に寺院化されたという[2][3]

常胤が運慶に彫らせたとされる如意輪観音像は、現在は観音堂に安置されており、秘仏である。ただ、現在の像は中世末期から江戸時代初期のものとみられている。現在残っている厨子も徳川家三つ葉葵が描かれている[2]

文化財

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  • 如意輪観音像(柏市指定有形文化財)[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 南相馬郡東葛飾郡)藤ヶ谷村、風早村藤ヶ谷
  2. ^ a b 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年、126-129p
  3. ^ 持法院柏市観光協会
  4. ^ 如意輪観音像柏市

参考文献

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  • 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年