掛洞プラント
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掛洞プラント(かけぼらプラント)は、岐阜県岐阜市にある岐阜市所有のゴミ焼却施設である。
隣接の「プラザ掛洞」では、岐阜県では初めてとなるごみ焼却余熱を利用した、温水プールや浴場施設を運営している。
老朽化が進んでおり、新プラントの建設の検討が進められている。岐阜市には焼却施設としてこの掛洞プラントの他に東部クリーンセンターがある。
沿革
[編集]- 1979年(昭和54年)4月 - 稼働開始。
- 同年7月5日 - ゴミによる爆発事故。屋根、破砕器が破損。
- 同年8月10日 - 貯蔵ピットに収集車が転落。職員が死亡。
- 同年10月 - 修理、改修工事着手(プラント停止)
- 1980年(昭和55年)1月 - プラント稼動再開。
- 1999年(平成11年)2月 - ダイオキシン類削減対策のため、排ガス高度処理施設整備工事を実施。
- 2002年(平成14年)12月 - 山県郡3町村(現山県市)のごみ処理を受託。
施設概要
[編集]- 施設規模:150ton/日
- 敷地面積:8,632m2
- 燃焼設備:全連続燃焼式ストーカ炉(クボタ製)
- 燃焼ガス冷却設備:廃熱ボイラー、一次ガス冷却室
- 排ガス処理施設:ろ過式集じん器(バグフィルター)、乾式有害ガス除去装置、二次ガス冷却塔
- 排水処理設備:凝集沈殿方式(プラント内で処理水を処理するクローズドシステム)
概要
[編集]- 住所:〒501-1185 岐阜市奥字掛洞375番地
- 市北西部の本巣市、山県市との市境近くに山間地に立地している。
アクセス
[編集]- 岐阜バス 黒野線「プラザ掛洞」下車。徒歩約1分。
施設周辺
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯35度30分57.5秒 東経136度41分29.2秒 / 北緯35.515972度 東経136.691444度