都ホテル 京都八条
都ホテル 京都八条 | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | 都ホテル 京都八条 |
ホテルチェーン | 都ホテルズ&リゾーツ |
運営 | 近鉄・都ホテルズ |
所有者 | 近畿日本鉄道 |
前身 | 新・都ホテル(2019年3月31日までの名称) |
階数 | 地下2階(本館)/地下1階(サウスウィング) - 地上10階(本館)/地上7階(サウスウィング)階 |
部屋数 | 986(本館714・サウスウィング272)室 |
開業 |
1975年(昭和50年)3月25日(本館) 2005年(平成17年)9月23日(サウスウィング) |
最寄駅 | 京都駅 |
最寄IC | 名神高速道路京都南インターチェンジ |
所在地 |
〒601-8412 京都市南区西九条院町17 |
位置 | 北緯34度59分1.6秒 東経135度45分21.3秒 / 北緯34.983778度 東経135.755917度座標: 北緯34度59分1.6秒 東経135度45分21.3秒 / 北緯34.983778度 東経135.755917度 |
公式サイト | 公式サイト |
都ホテル 京都八条(みやこホテル きょうとはちじょう)は、京都市南区にある近鉄グループの都ホテルズ&リゾーツに加盟するホテルのひとつ。株式会社近鉄・都ホテルズが運営。
概要
[編集]1975年3月25日に、新・都ホテルとして開業。京都駅八条口に面している。東山区蹴上にあるウェスティン都ホテル京都(旧称・都ホテル)が高級ホテルなのに対し、駅前立地ということで観光だけでなくビジネス利用も視野に入れたホテルである[1]。本館の設計は村野藤吾。
開業時から客室数は京都最多の714室を誇っていたが、2005年には本館南側に新館「サウスウィング」と結婚式チャペル「アクアクリスタル」を増築し、合計客室数986室と京都市内はもとより関西圏全体でもトップクラスの客室数を持つホテルとなった[2]。2011年には向かいの京都駅上にホテル近鉄京都駅(368室)も完成し、京都駅周辺だけでも近鉄グループが供給できるホテルの客室は1300室を超える規模となっている。
運営は当初「株式会社新都ホテル」(「・」は入らない)[1]を設立して営業していたが、近鉄グループのホテル再編に伴い2000年に近畿日本鉄道に合併。別途「株式会社ホテル近鉄京都」を設立して運営にあたったが、2006年に近鉄ホテルシステムズに統合されている[3]。
京都駅新幹線ホームに面した北側の外壁には、かつては近鉄特急(以前は志摩スペイン村も存在)の広告ネオンが取付けられており、新幹線利用者に近鉄の存在をアピールしていた。
なお、2019年4月のブランド再編で、名称を「新・都ホテル」から「都ホテル 京都八条」に変更した[4]。2021年3月25日に近鉄グループホールディングスが発表したブラックストーン・グループへの売却対象ホテル8つのうちの1つに含まれ、10月にブラックストーンが過半を出資する会社が所有者となる見通しである[5]。運営は近鉄グループが継続し、施設名・従業員の雇用は維持される予定である[5]。
周辺
[編集]アクセス
[編集]ホテル前の路上には近鉄バスをはじめ各社の高速バス停留所が設置されていた。もとは近鉄バス(当時は近畿日本鉄道自動車局)と奈良交通の奈良方面行が発車していた場所であるが、1990年代に近鉄バスが高速バスを発着させるようになったほか[6]、南海バスなど京都に拠点を置かない事業者もここに停留所を設置するようになった。2014年現在では近鉄バスと南海バスの他に日本中央バスと豊鉄バスも停留所を設置している。この停留所は2015年7月よりニッポンレンタカー京都駅東口営業所前へ移設されている。
詳細は京都駅#バスターミナル参照。
その他交通機関の最寄りは以下のとおり。
注釈
[編集]- ^ a b 近畿日本鉄道100年のあゆみ P.405 近畿日本鉄道2011年
- ^ 近畿日本鉄道100年のあゆみ P.512 近畿日本鉄道2011年
- ^ 近畿日本鉄道100年のあゆみ P.883 近畿日本鉄道2011年
- ^ 都ホテルズ&リゾーツ ブランド再編について - 近鉄グループホールディングス・近鉄・都ホテルズ 2018年8月3日(2018年8月11日閲覧)
- ^ a b 筒井竜平 (2021年3月25日). “近鉄が8ホテルを売却、米ファンドに USJ最寄りなど”. 朝日新聞. 2021年4月10日閲覧。
- ^ 同社の高速路線は全てがここに発着するとは限らず、路線によって八条口正面側やホテル京阪前のバスターミナルも使用する。