コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

新善光寺 (千葉県横芝光町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新善光寺
新善光寺本堂(千葉県横芝光町)
新善光寺本堂
所在地 千葉県山武郡横芝光町篠本475
位置 北緯35度42分19秒 東経140度29分50秒 / 北緯35.70528度 東経140.49722度 / 35.70528; 140.49722座標: 北緯35度42分19秒 東経140度29分50秒 / 北緯35.70528度 東経140.49722度 / 35.70528; 140.49722
山号 殿谷山
宗派 真言宗智山派
本尊 阿弥陀如来
正式名 殿谷山金光明院新善光寺
文化財 銅造阿弥陀如来及び両脇侍立像
法人番号 2040005011846 ウィキデータを編集
新善光寺の位置(千葉県内)
新善光寺
新善光寺
新善光寺 (千葉県)
テンプレートを表示

新善光寺(しんぜんこうじ)は、千葉県山武郡横芝光町篠本にある真言宗智山派寺院山号は殿谷山。

真言宗智山派の名刹で、成田山新勝寺中興一世貫首照範が得度した寺として知られている。

宝暦12年(1762年)に造られた石段を登ると、正面に江戸時代中期に建てられた本堂があり、境内には子安堂や大師堂がある。また前庭には弘法大師がこの地に巡行の折種子を蒔いたものと伝えられている幹周り6メートルを超えるの巨木があり、横芝光町の天然記念物に指定されている。

本尊の銅造阿弥陀如来及び両脇侍立像は善光寺様式の三尊像で、三尊とも本体と台座は鋳銅製で表面には鍍金が施されている。中尊の裳裾背面と両脇侍の台座に「弘賢」と刻名があるが年号はなく、引き締まった頬や衣紋の表現から13世紀後半の造像と考えられており千葉県の有形文化財に指定されている。

参考文献

[編集]
  • 『千葉県の地名(日本歴史地名大系 12)』平凡社、1996年。ISBN 978-4-582-49012-1、652ページ「新善光寺」の項

外部リンク

[編集]