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新小岩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 葛飾区 > 新小岩
新小岩
町丁
新小岩駅 南口(2016年12月15日)
地図北緯35度43分01秒 東経139度51分50秒 / 北緯35.716883度 東経139.863772度 / 35.716883; 139.863772
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 葛飾区
地域 奥戸・新小岩地域
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 16,343 人
 世帯数 10,189 世帯
面積[2]
  0.803578377 km²
人口密度 20337.78 人/km²
郵便番号 124-0024[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 葛飾
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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新小岩(しんこいわ)は、東京都葛飾区南部にある地名である。現行行政地名は新小岩一丁目から新小岩四丁目。住居表示実施済区域。

概要

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一般的には、JR新小岩駅を中心にした生活エリア全般(行政上の町名でいえば葛飾区の新小岩・東新小岩・西新小岩や江戸川区松島中央上一色本一色などの区北西部の地域)を「新小岩」という場合が多いようである。

なお、総武本線の北側の行政上の町名は西新小岩(にししんこいわ)と東新小岩(ひがししんこいわ)である。

地理

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荒川および中川の東岸の沖積低地上にある。東京都道308号千住小松川葛西沖線(平和橋通り・船堀街道)が地域を南北に貫いている。

また、生活エリアとしての新小岩地域は、総武本線の高架によってほぼ南北に分断されている状態である。江戸川区に近い新小岩駅南側はルミエール商店街、西友、クッターナなどもあり、商業的に比較的賑わっている。

新小岩地域には江戸川区役所江戸川区総合文化センターといった江戸川区の主要施設があり、新小岩駅はこれら施設の最寄り駅である。また、この地域の東端は東京都道318号環状七号線(環七通り)に接している。

なお、行政上の新小岩に隣接する町名は、北に西新小岩および東新小岩が、東に江戸川区の本一色上一色が、南に江戸川区の中央および江戸川区の松島がある。

海抜0メートル地帯が広がる葛飾区の中でも際立って水害に弱い地域で、特に2014年9月10日にはゲリラ豪雨により新小岩駅周辺が水没しかけ、証拠写真もSNS上に多数寄せられている[5]。2020年の東京新聞の記事では区の30年構想である「浸水対応型市街地構想」について記述されている[6]

地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、新小岩3-5-1の地点で46万6000円/m2となっている[7]

町名の由来

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新小岩駅(当時、国鉄。現JR東日本総武本線)に由来する。住居表示実施前は下小松町・平井中町などの町名だった。

世帯数と人口

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2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
新小岩一丁目 2,359世帯 3,774人
新小岩二丁目 2,996世帯 4,725人
新小岩三丁目 2,303世帯 3,876人
新小岩四丁目 2,531世帯 3,968人
10,189世帯 16,343人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[8]
14,747
2000年(平成12年)[9]
14,269
2005年(平成17年)[10]
14,157
2010年(平成22年)[11]
15,008
2015年(平成27年)[12]
15,259
2020年(令和2年)[13]
15,022

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[8]
6,907
2000年(平成12年)[9]
7,148
2005年(平成17年)[10]
7,331
2010年(平成22年)[11]
8,328
2015年(平成27年)[12]
8,505
2020年(令和2年)[13]
8,642

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年4月時点)[14][15]

丁目 番地 小学校 中学校
新小岩一丁目 全域 葛飾区立小松南小学校 葛飾区立小松中学校
新小岩二丁目 全域
新小岩三丁目 全域
新小岩四丁目 全域

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]

丁目 事業所数 従業員数
新小岩一丁目 420事業所 4,189人
新小岩二丁目 241事業所 1,727人
新小岩三丁目 66事業所 386人
新小岩四丁目 78事業所 539人
805事業所 6,841人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[17]
873
2021年(令和3年)[16]
805

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[17]
6,440
2021年(令和3年)[16]
6,841

交通

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鉄道

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新小岩駅は、葛飾区内および江戸川区内の各方面へのバスのターミナルにもなっている。

道路・橋梁

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主な施設

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教育

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商業

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  • 西友新小岩店
  • ルミエール商店街

公園

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  • 新小岩公園
  • 小松川境川親水公園
  • 西新小岩五丁目公園(モンチッチ公園)

江戸川区施設

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史跡・寺社

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歴史

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年表

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年12月29日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 新小岩の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 【写真多数】JR新小岩駅が浸水で「プール」状態! ゲリラ豪雨襲う withnews 2014/09/10 (2024年11月11日閲覧)
  6. ^ <備えよ!首都水害>浸水と共生 親水の街へ 葛飾区が30年構想 東京新聞 2020年6月17日 07時58分 (2024年11月11日閲覧)
  7. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年9月21日閲覧。
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  14. ^ 葛飾区小学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2021年4月8日). 2023年12月29日閲覧。
  15. ^ 葛飾区中学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2015年12月16日). 2023年12月29日閲覧。
  16. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  17. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  18. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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