旗本退屈男 (1983年のテレビドラマ)
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『旗本退屈男』(はたもとたいくつおとこ)は、フジテレビ系列で1983年(昭和58年)2月25日の20時2分から21時48分までの『時代劇スペシャル』の枠で放映された時代劇。
概要
[編集]原作は佐々木味津三。中村竹弥版(1959〜1960年)、高橋英樹版(1970〜1971年)、市川右太衛門版(1973〜1974年)に続く『旗本退屈男』の4度目のテレビドラマ化作品。主演は平幹二朗。
名古屋城の金のシャチホコの片方が密かに偽物にすり替えられていたことが判明し、直参旗本・早乙女主水之介(平幹二朗)は、その陰に隠された尾張藩による謀反の謀略を内密に探るよう、大目付・小田切佐渡守(黒川弥太郎)から依頼される。主水之介は道中で知り合った男装姿のお銀(熊谷真実)や、婚約者であるお銀を探して追って来た大工職人・矢車の弁次(赤塚真人)と共に尾張へ向かう。ストーリーは『高橋英樹版』の第13話「ぐずり殿様」(脚本は本作と同じ松浦健郎が担当)のリメイクとなっている。