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『日本と中国の書史』(にほんとちゅうごくのしょし)は、社団法人 日本書作家協会発行による木村卜堂の著書。1971年初版発行。日本と中国の書跡を年代順に解説している。
先人の書作品の鑑賞は、学書者に指針を与え、さらに作品の深みや心の高さなど、我々が独りで工夫しているだけでは到底到達の出来ないところまで引き上げてくれる。これを本書の目的としている。
学校または書塾での教材に適当な書史にするため、誇大にせず、書以外のものに触れ過ぎず、副読本風なものにし、端的に書の資料を登載している。