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日本テレビ系列昼ニュース枠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本テレビ系列昼ニュース枠(にほんテレビけいれつひるニュースわく)は、日本テレビをはじめとするNNN系列で、毎日昼に放送されている報道番組の一覧のことである。

各番組の歴史

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  • 昼のニュースは開局してすぐ開始、当初は『NTVニュース』というタイトルで、月〜日12:00 - 12:15だが、1958年3月28日から枠は不変のまま『日本テレニュース』と改題した。なおこの間の1957年4月1日からは、月〜土の12:45 - 13:00に主婦向けの『婦人ニュース』(第1期)も開始、以後1966年10月29日まで月〜土の日本テレビの正午枠にはこの2本が存在した。
  • 1966年4月の「NNN協定」成立を機に、10月29日で『日本テレ』『婦人』の2本を廃止、これに代わって10月31日より、月〜土にカラーニュースショーと銘打った30分のキャスターニュース『NNNワイドニュース』を設置[1](日曜版は枠不変のまま『NNNニュース』に改題)、当初は12:30 - 13:00枠だったが、1968年10月から平日12:30 -13:30に『お昼のワイドショー』(土曜は『コロムビア歌をあなたに』)が設置されると30分繰上げた。
  • 1972年1月の改編で『お昼のワイドショー』が30分繰上がると、昼のニュース枠は新たに11:30に移動し、『NNNニュース』と改題、以後改題を繰り返しながら現在まで継続している。なお土曜日は枠移動と同時に、12:00 - 12:30に週末の総集編的なニュース番組『NNN土曜特集』を設置したが、1974年春に13:30に『時間だヨ!アイドル登場』が設置されたのを機に、『それいけ10円!私書箱880』と『やじうま寄席』がそれぞれ30分繰上がったため、2年で放送を終えた。
  • 一方の日曜は『NNNニュース』になっても、依然として12:00で放送していたが、1982年4月に『新婚さん!目方でドン!』(12:00 - 13:00)の設置のため11:45 - 12:00に移動、やがて日曜版も11:30開始に変更された。
  • 平日について、2006年7月までは日本テレビ制作であったが、同年8月から日テレNEWS24(CS)制作に移管され、現在に至る。また、平日の昼ニュースとしては、民放5大系列の中で唯一、系列のCS局制作となっている。

主な番組

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ほとんどの時期で平日・週末ともに同じ番組を放送。

  • NTVニュース(1953年8月 - 1958年3月27日)
  • 日本テレニュース(1958年3月28日 - 1966年10月30日)
  • NNNワイドニュース(平日・土曜) / NNNニュース(日曜)(1966年10月31日 - 1972年1月2日)
  • NNNニュース(1972年1月3日 - 1974年3月31日)
  • NNN昼のニュース(1974年4月1日 - 1996年3月31日)
  • NNNニュースダッシュ→NNNニュースD→NNN News D(1996年4月1日 - 2007年9月30日)
    • 平日は2006年7月までは日本テレビ制作であったが、同年8月から日テレNEWS24(CS)制作に移管される
  • NNNストレイトニュース(2007年10月1日 - )[注釈 1]、平日は日テレNEWS24(CS)制作)
    • 日本テレビのみ、土曜の放送は『ゼロイチ』(2021年4月3日 - )に内包。日本テレビ以外のゼロイチネット局は『NNNストレイトニュース』として放送。また、ゼロイチ非ネット局も同様のタイトルで放送している。
  • ストレイトニュース(月曜 - 木曜、2023年4月3日 - )
    • NNN冠のつかないローカルパート、任意ネット、NNNストレイトニュースとともに放送。当番組の放送開始に伴い、日本テレビ・札幌テレビ・中京テレビでは月曜 - 木曜に限り、本枠の放送時間がこれまでの15分から25分に実質上拡大した(即ち、オムニバス化)。

備考

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現在は、日テレNEWS24(CS)に加え、地上波ではテレビ大分テレビ宮崎を除く28局ネットで放送。

また、名古屋テレビ放送(NBN)はANN朝日テレビニュース)とのクロスネット局時代は、新聞社資本の都合上、11:50からの『ANNニュース』(ANN結成前は「朝日新聞ニュース」<「朝日新聞製作・NETニュース」改題>)に続けて連続して放送したことがあった。中京テレビ放送(CTV)は開局から系列一本化するまでの間(1969年4月 - 1973年3月)、CTVは日本テレビ系列のネットワーク組織(NNN・NNS)に参加しなかった[2](ANNニュースネットには当初から参加しているが、NBNへの配慮して昼と夕方のANNニュースは放送せず)ため、この形式を維持した。

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 単独番組としての土曜の放送は2021年3月27日まで。

出典

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  1. ^ 日本テレビ50年史編集室(編集)『テレビ夢50年 番組編3 1971〜1980』2004年、45頁。 
  2. ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、214頁。NDLJP:11954641/120