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日本人の国民性調査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本人の国民性調査(にほんじんのこくみんせいちょうさ)は統計数理研究所1953年に始めた5年ごとの社会調査[1][2]世論調査)。長期間継続して時代変化の少ない項目を調査することで、変動のない基礎資料が得られ、これを基にした調査方法の開発にもつながっている。

日本人のものの見方や考え方とその経年変化を、社会調査によってとらえようとするものである。基本的に毎回同じ調査手法・同じ調査項目を用いて実施している。主な調査項目は以下のとおりである。

  • 基本項目
  • 個人的態度
  • 宗教
  • 子供・家
  • 身近な社会
  • 男女の差異
  • 一般の社会的問題
  • 政治的態度
  • 日本人・人種

調査方法

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調査は全国から無作為に選んだ成人(後に80歳未満の条件も加えられた)を対象に、個別訪問による聞き取り調査の形式で行われる[2]。第8次までは統計数理研究所が実施し、第8次以降は同研究所に委託された専門調査会社が実施した[3]

沿革

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  • 1953年 第1次全国調査を行う。
  • 1973年 第5次全国調査を行う。調査項目の増加に対処するため、この年から調査票をK型とM型の二種類とした。
  • 1993年 第9次全国調査を行う。この年から調査の実施を専門調査会社に委託した。
  • 2008年 第12次全国調査を行う。

出典

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  1. ^ 「統計理数」53巻 第1号3-33(2005)特集「日本人の国民性調査 50年」  研究ノート 日本人の国民性 50年の軌跡――「日本人の国民性調査」から―― 統計数理研究所 坂元慶行
  2. ^ a b 日本人の国民性調査 | 時事用語事典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
  3. ^ [1]

外部リンク

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