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日本国史学会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本国史学会
設立 2012年
会長 代表理事田中英道[1]
事務局 日本の旗 日本
160-0022
東京都新宿区新宿1-29-14
パレドール新宿202
株式会社啓文社内[2]
刊行物 『日本国史学』
ウェブサイト http://kokushigaku.com/
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日本国史学会(にほんこくしがっかい)は、日本任意団体

歴史学の研究を標榜している[3]日本学術会議協力学術研究団体の指定する協力学術研究団体ではなく、日本歴史学協会に加盟しておらず[4]日本学術会議などによる「学会名鑑」にも登録していない[5]、いわゆる学会ではない学会

概略

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戦後日本の歴史学はマルクス主義唯物史観のもとで形成され、その残滓は日本の歴史学関連学会の基本となっているとして、それら唯物論的な経済史観、階級闘争史観とは異なる日本の国史を形成・議論する場所として創設したと述べている[3]。日本国史学会主催のシンポジウムや講演会は麗澤大学慶應義塾大学同志社大学、神社などで開催されている[6]

2016年までは、東京都港区芝5丁目にあるビルの4階に事務所を置いていた(竹田恒泰が経営する「株式会社竹田恒泰事務所[7]」や竹田が主催する「竹田研究会[8]」と同一の住所)[9]。その後、東京都江戸川区南小岩6丁目の出版社内に事務所を構えるようになり[10]、2019年現在は、東京都新宿区新宿1丁目の出版社「啓文社」(広島にある同名の出版社は別の会社)内に事務所を構える[2]

活動内容

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  • 学会誌の刊行
    • 『日本国史学』
  • シンポジウムの開催
  • 毎月、2人の理事による講演を開催

日本国史学会発起人

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日本国史学会基本方針

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  1. わが国の祖先たちより継承してきた歴史、すなわち国史を、その伝統文化を重んじる観点から、あらためて何であったかを研究し、学問する者の学会とする。
  2. 従来の専門化・細分化した研究を、他国、他分野のそれと比較、対照しながら、その価値を再認識し、日本の国史を再構築しようとする学会とする。
  3. 前項の目的に即して、時代、地域を限定せず、それぞれの立場から研究し、歴史の連続性、一貫性からそれをお互いに理解し、検証し合う場としての学会とする。
  4. 質の高い創造的な論文を、学会誌に掲載し、あらたな知見を発表することができ、誰にも開かれた場としての学会とする。

日本国史学会代表理事

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氏名 所属
1 田中英道 東北大学名誉教授

主な講演者

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脚注

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  1. ^ 代表理事 今月のごあいさつ 2017年5月22日閲覧
  2. ^ a b 入会のご案内”. 日本国史学会. 2019年2月22日閲覧。
  3. ^ a b 日本国史学会とは”. 日本国史学会. 2016年12月25日閲覧。
  4. ^ 加盟学会”. 日本歴史学協会. 2016年12月29日閲覧。
  5. ^ 学会名鑑”. 2016年12月26日閲覧。
  6. ^ シンポジウム”. 日本国史学会. 2016年12月25日閲覧。
  7. ^ 運営会社”. 竹田恒泰公式サイト. 2016年12月25日閲覧。
  8. ^ 竹田研究会”. 2016年12月25日閲覧。
  9. ^ 会員情報変更・更新のご案内”. 日本国史学会. 2016年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月22日閲覧。
  10. ^ 入会のご案内”. 日本国史学会. 2017年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月22日閲覧。

外部リンク

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