日本著作者団体協議会
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日本著作者団体協議会(にほんちょさくしゃだんたいきょうぎかい)は1960年設立の、日本の著作権の職能団体[1][2]。略称著団協[3]。
1960年12月に全国大学教授連合、日本美術家連盟、日本現代詩人会、日本著作家組合、日本演劇協会、日本放送作家協会、日本映画監督協会、漫画家連合、日本音楽著作権協会、日本音楽作家組合、現代俳句協会、日本翻訳家協会、日本写真協会、日本文芸家協会の代表者が集まって結成[2][4]。日本文芸家協会の呼びかけによるもので、当初は著作権の保護期間を50年に延長するために各団体が協議する場として設けられたが、1961年6月に改めて恒久的な団体として規約を定めて発足した[5]。初代議長に石川達三[5][6]。この際、事務所は「当分の間」日本文芸家協会の中に置かれた[7]。
その後、1963年に規約を改めて新組織として再出発[4]。
1980年から事務局は東京都千代田区の日本脚本家連盟[8]。
活動
[編集]設立当初に著作権の保護期間を50年に延長するための活動の他[2](当時は30年だった)[9]、著作権法の全面改正を求める活動をした[5]。
出典
[編集]- ^ 『コピライト』(著作権情報センター)1962年12月、p.3
- ^ a b c 昭和36年度映画法制審議会年報(昭和37年)、第9章
- ^ https://www.bunkanews.jp/article/114238/
- ^ a b http://www.chodankyou.org/aboutus.html
- ^ a b c 『Books』1961年10月、p.13
- ^ 『新聞年表 1945年(昭和20年)1月~1995年(平成7年)12月』 (日本新聞協会)、p.175
- ^ 『コピライト』1961年8月、p.3
- ^ http://www.chodankyou.org/aboutus.html
- ^ 文部省『社会教育の現状 1961』「第12章 著作権」、p.93