日韓Vリーグトップマッチ
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日韓Vリーグトップマッチ(にっかんブイリーグトップマッチ)は日本バレーボールリーグ機構と韓国バレーボール連盟のそれぞれ社会人(プロ)のバレーボールトップリーグ組織であるVリーグの成績上位チームが対戦する交流試合(「日韓選手権試合」)である。
同大会は日韓両国のバレーボールの競技力・国際競争力を高め、バレーボールのレベルを高揚させていこうとする目的、また将来の東アジア各国のクラブチーム実力上位チームによるチャンピオン大会「東アジアトップリーグ構想」の実現へ向けた試験大会として行われるもので、単なる親善試合としてではなく、公式戦の一環として行われ、順位も決定される。
2006年に第1回大会が開催された。2008年は北京オリンピック予選のため中止となり、代わりに日韓双方の審判員交流が行われた。2011年は開催予定されながら東日本大震災のため開催取りやめ、2012年はロンドンオリンピック予選の為中止となった。2013年は3年ぶりに開催された。2014年は日程の都合で中止と決まった[1]。
大会概要
[編集]2006-2009年まで
[編集]- 出場チーム 日本、韓国のVリーグ男女それぞれのリーグ1・2位のチーム(男女各4チームずつ)
- 試合会場 原則として双方の国で行っていた。男子が日本で開催する場合は女子は韓国で、逆に男子が韓国で行う場合は女子は日本で開催
- 試合方式 それぞれ日本のチームが韓国の1・2位のチーム、逆に韓国のチームが日本の1・2位のチームと対抗戦形式で対戦する。(日韓それぞれの1・2位チーム同士での直接対決はない)
- 男女ともそれぞれ2試合の通算成績を基に順位を設定し、賞金が授与される。
- 1位 2万USドル
- 2位 1万USドル
- 3位・4位 5000USドル
- 最優秀選手にも5000USドルが贈呈される
2010年以後
[編集]- 出場チーム 日韓選手権の性質を高めるため、これまでの日韓上位2チーム(男女それぞれ4チーム)ずつから、日韓のそれぞれ優勝2チームのみの1試合のみの対戦とする。
- 試合会場 1年ごとに日本と韓国の交互で男女2試合を同日開催する
歴代優勝チーム
[編集]回 | 開催年 | 男子 | 女子 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 2006 | 三星火災ブルーファングス | 久光製薬スプリングス | |
2 | 2007 | 現代キャピタル・スカイウォーカーズ | 久光製薬スプリングス | [1] |
3 | 2009 | 東レ・アローズ | 興国生命ピンクスパイダーズ | |
4 | 2010 | 三星火災ブルーファングス | 東レ・アローズ | |
5 | 2011 | 東日本大震災のため中止 | 日本のプレミアリーグが震災のため3月6日の段階で打ち切りとなったため | |
6 | 2012 | ロンドンオリンピック最終予選開催による、日程調整難航により中止 | ||
7 | 2013 | 堺ブレイザーズ | 久光製薬スプリングス | [2] |
8 | 2014 | 日程の都合により中止[3] | ||
9 | 2015 | 安山OK貯蓄銀行ラッシュアンドキャッシュ | NECレッドロケッツ | [4] |
10 | 2016 | リオデジャネイロオリンピックバレーボール競技 女子世界最終予選兼アジア予選開催により中止[2] |
個人賞
[編集]回 | 開催年 | MVP | 所属チーム | MIP | 所属チーム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2006 | ケニア・カルカセス | 久光製薬スプリングス | ||
2 | 2007 | 橋本直子 | 久光製薬スプリングス | ||
3 | 2009 | キム・ヨンギョン | 興国生命ピンクスパイダーズ | 木村沙織 | 東レ・アローズ |
4 | 2010 | 木村沙織 | 東レ・アローズ | キム・サニ | KT&Gアリエールズ |
5 | 2013 | 石井優希 | 久光製薬スプリングス | ナム・ジヨン | IBK企業銀行アルトス |
6 | 2015 | 柳田光綺 | NECレッドロケッツ | キム・ヒジン | IBK企業銀行アルトス |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 日本バレーボールリーグ機構. “2014日韓V.LEAGUE TOP MATCH中止について”. 2014年2月22日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “日韓V.LEAGUE TOP MATCHについて”. 2016年4月11日閲覧。