旧師団長官舎 (上越市)
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旧師団長官舎 | |
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情報 | |
用途 | 保存建築、博物館 |
旧用途 | 官舎 |
管理運営 | 上越市 |
構造形式 | 木造 |
階数 | 2 |
竣工 | 1910年 |
所在地 | 新潟県上越市大町2丁目3-30 |
旧師団長官舎(きゅうしだんちょうかんしゃ)は、陸軍第13師団の三代目師団長である長岡外史によって建設された官舎を移築した歴史博物館である。
1910年(明治43年)に高田市南城町に建設された[1]。1991年(平成3年)まで高田駐屯地で幹部宿舎として使用された後、上越市に譲渡された[2]。1993年(平成5年)4月、大町2丁目に移築された[3]。これは、上越市内に残る明治期の洋風建築の保存を目的としたものである[4][2]。開館時には、内装・外装・調度品の復元が行われている[2]。
様式は和洋折衷であり、1階が洋風、2階が和風となっている[3]。
概要
[編集]1910年(明治43年)6月に、3代目13師団長である長岡外史が着任した。翌7月に13師団長官舎建設を長岡が指示、同年11月に落成した。同年にレルヒ少佐が13師団に着任した時に、師団長官舎前で記念撮影を行なっている。その後、宇垣軍縮によって13師団は解体されたが、建物は旅団長官舎として使用された。1945年(昭和20年)に終戦を迎えた後、同年9月にアメリカ陸軍が施設に入る。主に上層部に使われた。3年後の1948年(昭和23年)からアメリカ陸軍顧問団が師団長官舎を利用した。1991年(平成3年)まで陸上自衛隊高田駐屯地の幹部宿舎として利用されていた。
現在
[編集]1991年(平成3年)から解体移築工事が始まり、1993年(平成5年)4月に現在の場所に移転された。
脚注
[編集]- ^ 田林明, 石田幸太, 伊藤真理子, 梅原香那「高田平野とその周辺の観光振興における地域資源の活用」『筑波大学人文地理学研究』第32巻、筑波大学地球科学系、2008年3月、69-93頁、CRID 1050282677524649728、hdl:2241/00121633、ISSN 18800939。
- ^ a b c “旧師団長官舎”. 上越市文化振興課. 2017年9月17日閲覧。
- ^ a b “旧師団長官舎”. 八十二文化財団. 2017年9月17日閲覧。
- ^ “上越市大町 旧師団長官舎”. 上越妙高タウン情報. 上越ケーブルビジョン. 2017年9月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 上越市の文化財:旧師団長官舎 - 上越市