旧滋賀銀行甲南支店
表示
旧滋賀銀行甲南支店(きゅうしがぎんこうこうなんしてん)は、滋賀県甲賀市甲南町寺庄にある歴史的建造物。国の登録有形文化財に登録されている[1]。
1925年(大正14年)にウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により寺庄銀行本店として建てられた。寺庄銀行は1928年(昭和3年)に第百三十三国立銀行と、1933年(昭和8年)に八幡銀行と合併し、滋賀銀行となった。2007年(平成19年)7月まで滋賀銀行甲南支店として使われた。
鉄筋コンクリート造2階建でイオニア式の柱を前面に構え、古典的な銀行建築の定形を押さえた装飾となっている。
建築概要
[編集]- 設計 - ヴォーリズ建築事務所(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ)
- 竣工 - 1925年。1975年に改修。
- 構造・規模 - 鉄筋コンクリート造2階建、建築面積150m2
- 装飾 - 鉄筋コンクリート造で正面に矩形の柱形を張出し、内側にイオニア式柱を表し重厚なエンタブラチュアを支える。玄関上部に半円アーチの縁取りをして開放感のある窓を設けている。装飾的な持ち送りを兼ねた要石を飾り、銀行建築の古典的意匠をしている[1]。
- 所在地 - 滋賀県甲賀市甲南町寺庄1078
アクセス
[編集]- 鉄道
- 車
脚注
[編集]関連項目
[編集]座標: 北緯34度55分4.85秒 東経136度10分55.17秒 / 北緯34.9180139度 東経136.1819917度