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春原千秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

春原 千秋(はるはら ちあき、1922年-2017年)は、日本の精神科医病跡学者

横浜市生まれ。1947年北海道帝国大学医学部卒。1947年東京帝国大学医学部精神医学教室に入局。1956年「狂犬病予防注射による脳炎の精神神経障害について」で東京大学医学博士。同大助手、順天堂大学講師、1959年中央鉄道病院精神神経科主任医長。82年退職、高円寺クリニック医師[1]。1992年将棋世界誌上での「将棋を愛した文豪たち」の連載で将棋ペンクラブ大賞特別賞受賞。将棋ペンクラブ監査役。

著書

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  • 『創造と表現の病理 文学における狂気』牧野出版 1981
  • 『将棋を愛した文豪たち』メディカルカルチュア 1994

共著

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  • 『現代文学者の病蹟 創造と狂気の謎』梶谷哲男共著 新宿書房 1971
  • 『職場の精神衛生』梶谷哲男共編、医学書院 1971
  • 『明治・大正の作家 芸術と病理』梶谷哲男共著 金剛出版 パトグラフィ双書 別巻 1974
  • 『昭和の作家 芸術と病理』梶谷哲男共著 金剛出版 パトグラフィ双書 1975
  • 『精神医学からみた作家と作品』梶谷哲男共著 牧野出版 1978
  • 『精神医学からみた現代作家』梶谷哲男共著 毎日新聞社 1979
  • 『精神科医からみた西欧作家』梶谷哲男共著 毎日新聞社 1979
  • 『自殺』編集企画 金原出版 精神科mook 1987

論文

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  1. ^ 『現代日本人名録』2002年