春日神社 (石川県珠洲市)
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春日神社 | |
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所在地 | 石川県珠洲市飯田町17-50 |
位置 | 北緯37度26分16.4秒 東経137度15分36.3秒 / 北緯37.437889度 東経137.260083度座標: 北緯37度26分16.4秒 東経137度15分36.3秒 / 北緯37.437889度 東経137.260083度 |
主祭神 |
天児屋根命 武甕槌命 経津主命 比咩大神 |
創建 | 1261年 |
地図 |
春日神社(かすがじんじゃ)は、石川県珠洲市飯田町にある神社である。
祭神
[編集]由緒
[編集]康治年間(平安時代)に整備された若山庄に御鎮守神として「若山社」と称した[1]。その後に同地に荘園を置いた藤原長者家の一つたる九条家が、弘長元年(1261年)に若山社の宮司たる葛原伊勢守秀行をして奈良春日大社の御分霊を奉遷し[1]、これを機に名称を春日神社としたことが始まりと伝わる[2]。
毎年7月20日・21日には当社の例大祭として『飯田町燈籠山祭り』が開催される[3]。なお、同祭は当社で祀る天児屋根命を夕涼みに迎えるため、江戸時代初期に始まったとされる[4][5]。
また、境内には万葉の歌人たる大伴家持が、「長浜の浦」を詠んだとされる歌碑が建立されているが[6][7]、東四柳史明によれば、これは穴水湾とされている[8]。
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社務所
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末社愛宕神社
年表
[編集]- 2022年6月19日 - 震度6弱の地震により鳥居が倒壊[9][10]。
- 2023年7月6日 - 1年前の地震で倒壊した鳥居が再建される[11]。
- 2024年1月1日 - 最大震度7の能登半島地震が発生し、再建したばかりの鳥居が再び倒壊する[12][13][14]。
現地情報
[編集]- 所在地
- 交通アクセス
- のと里山空港から車で50分
脚注
[編集]- ^ a b 春日神社 珠洲市観光サイト
- ^ 春日神社 石川県神社庁
- ^ 飯田町燈籠山祭り ほっと石川 旅ねっと
- ^ 『朝日新聞』2016年7月21日朝刊石川全県版1地方面33頁「燈籠山祭り始まる /石川県」(朝日新聞社)
- ^ 『読売新聞』2006年7月22日朝刊石川面31頁「豪華山車、練り回る 珠洲・春日神社「燈籠山祭り」=石川」(読売新聞東京本社)
- ^ 大伴家持歌碑 ほっと石川 旅ねっと
- ^ 『朝日新聞』2010年9月4日夕刊夕刊be土曜3面3頁「(ナカニシ先生の万葉こども塾)航海のはて、海上に月」(朝日新聞東京本社)
- ^ “万葉集から古里読み解く 家持の「長浜の海」は穴水湾”. 中日新聞Web (2019年12月3日). 2019年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。
- ^ “地震で鳥居が倒壊、宮司の妻「絶句するしか」 能登で震度6弱”. 朝日新聞デジタル. 2022年6月20日閲覧。
- ^ “地震から一夜 震度6弱を観測した石川・珠洲市の様子は”. TBS NEWS DIG. 2022年6月20日閲覧。
- ^ “地震で倒壊した春日神社の鳥居が再建 珠洲市”. NHK 石川県のニュース. 2024年5月9日閲覧。
- ^ 再建したばかりの春日神社で鳥居が再び倒壊 石川・珠洲市 能登半島地震 - YouTube
- ^ “復興の鳥居再び倒壊「再建まだ考えられぬ」石川・珠洲の神社 昨夏新調したばかり”. 産経新聞 産経ニュース (2024年1月12日). 2024年5月9日閲覧。
- ^ “【石川】直しては崩れ それでも また立て 不死鳥 2度倒壊の鳥居 再建諦めず (北陸中日新聞Web)”. 中日新聞Web. 2024年5月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 春日神社 - 石川県神社庁