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月刊Gファンタジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月刊Gファンタジー
Monthly G Fantasy
愛称・略称 Gファン、GF
ジャンル 漫画雑誌
読者対象 中・高校生男女
刊行頻度 月刊(毎月18日発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 スクウェア・エニックス
編集部名 月刊Gファンタジー編集部
発行人 田口浩司
編集長 居福明子
雑誌名コード 333
刊行期間 1993年3月18日(1993年4月号) -
発行部数 50000部(2006年3月)
レーベル Gファンタジーコミックス (GFC)
姉妹誌 月刊少年ガンガン
月刊ガンガンJOKER
ヤングガンガン
ウェブサイト 月刊Gファンタジー
特記事項 創刊時の雑誌名は月刊ガンガンファンタジー
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月刊Gファンタジー』(げっかんジーファンタジー)は、スクウェア・エニックスが発行する日本の月刊ファンタジー漫画雑誌1992年刊行の『月刊少年ガンガン』増刊『ファンタスティックコミック』を経て1993年3月18日(4月号)創刊。

創刊当初の雑誌名は『月刊ガンガンファンタジー』であったが、創刊1周年となる1994年4月号で改題し現在の誌名になった。増刊に『ステンシル』(後に独立創刊して『月刊ステンシル』となるが、休刊)『Gファンタジー++』など。

概要

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雑誌名が示すように、作品はファンタジー漫画が題材となっている[1]枢やな鎌谷悠希など女性に人気の高い漫画家や、氷川へきるPEACH-PITなど男性からの人気が高い漫画家、柴田亜美などのベテラン漫画家などが執筆している[1]

エニックスが創刊した月刊漫画雑誌である『月刊少年ガンガン』、増刊の『ファンタスティックコミック』、それに続いて2番目となる定期刊行漫画誌として[2]、1993年に創刊される[1]。表紙では「勇気みなぎる大冒険コミック」を謳っていた[3]。創刊時は誌名が『月刊ガンガンファンタジー』表記であったが[3]、創刊1周年記念号の1994年4月号で「誌名も誌面も大刷新だ!!」と謳い、『月刊Gファンタジー』となる[4]

2002年ごろには、連載作品の一部が『コミックZERO-SUM』(一賽舎。スタジオDNAとの合併後は一迅社)へ流出した(詳細はエニックスお家騒動を参照)。[要出典]また、本誌での連載終了後に続編が『ZERO-SUM』で執筆されているケースもある。[独自研究?]

本誌の編集部は1996年よりゲームコミックチャレンジ賞を主催し、本誌以外にアンソロジー集「スーパーコミック劇場」の編集も行っていたが、2006年をもって漫画賞・アンソロジー集の刊行とも終了している。[要出典]

連載作品

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2025年1月号(2024年12月18日)現在。

休載作品

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  • 黒執事枢やな):2006年10月号[28] - 2024年7月号[29]→長期休載[29]、休載中は「寄宿学校編」を再掲載[30]
  • 白石君の動級生(チノク):2017年6月号[31] -
  • 鶴野くんは恩返しができない(天野かすた):2019年9月号[32] -

映像化作品

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アニメ化

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テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
最遊記 2000年-2001年 ぴえろ 映画あり
E'S 2003年 ぴえろ OVAあり(4作品のうちのひとつ)
ぱにぽに 2005年 ガンジスSHAFT
ZOMBIE-LOAN 2007年 XEBEC M2
隠の王 2008年 J.C.STAFF
黒執事アニメ 2008年-2009年(第1期) A-1 Pictures OVAあり
2010年(第2期)
2014年(第3期)
2024年(寄宿学校編) CloverWorks
2025年(緑の魔女編)
PandoraHearts 2009年 XEBEC
君と僕。 2011年(第1期) J.C.STAFF
2012年(第2期)
キューティクル探偵因幡 2013年 ZEXCS
青春×機関銃 2015年 ブレインズ・ベース
王室教師ハイネ 2017年 ブリッジ 映画あり
地縛少年花子くん 2020年(第1期) Lerche
2025年(第2期)
ホリミヤ 2021年(第1期) CloverWorks
2023年(第2期)
妖怪学校の先生はじめました! 2024年 サテライト
OVA
作品 発売年 アニメーション制作 備考
東京鬼攻兵団TOGS 1998年 東京キッズ 短編4本立てのうちの1本
最遊記 1999年 東京キッズ
まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん 2007年-2008年 カオスプロジェクト
switch 2008年(第1巻) アクタス
2009年(第2巻)

テレビドラマ化

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作品 放送年 制作 備考
ホリミヤ 2021年 ホリプロ

実写映画化

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作品 公開年 監督 制作 備考
黒執事 2014年 大谷健太郎さとうけいいち C&Iエンタテインメント
ロックワークス

Gファンタジーコミックス

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Gファンタジーコミックス
愛称・略称 GFC
ジャンル 漫画単行本レーベル
読者対象 中・高校生男女
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 スクウェア・エニックス
刊行期間 1993年12月 -
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本誌掲載作品は主に1993年12月創刊のGファンタジーコミックス(ジーファンタジーコミックス、GFC)レーベルより刊行される。雑誌名は1994年に『ガンガンファンタジー』から『Gファンタジー』へ変更されているが、略称の「GFC」は変更されていない(但し、一部の書誌情報データベースでは現在も「ガンガンファンタジーコミックス」と記述されている場合がある)。他に主に新装版が使用する2003年3月創刊のGFC SUPER(ジーエフジー スーパー)レーベルがある。

創刊時はA5判であったが、2003年にB6判へ判型が変更されており現在は『ぱにぽに』など一部タイトルのみがA5判で刊行されている。また判型変更時に連載が続いていた『E'S』の既刊分はGFC SUPERレーベルでB6判の新装版が刊行されている。一方、『ぱにぽにリミックス』(『ぱにぽに』のダイジェスト版)や少年ガンガンからの移籍作品『私の救世主さま 〜lacrima〜』や月刊少年ギャグ王からの移籍作品『ドラゴンクエスト天空物語』など新書判で刊行された作品も存在する。ガンガンパワードからの移籍作品『君と僕。』はGFCへのレーベル変更を行わず、従来通りガンガンコミックス(GC)の新書判で刊行されている。

なお、Gファンタジー編集部が編集を担当しているスーパーコミック劇場(SCG)及びガンガンコミックスアンソロジーの一部新書判タイトルはGFCには含まれない。

サブレーベルに『月刊ステンシル』掲載作品を収録したステンシルコミックス(STC)があった。

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c Gファンタジー16周年!応募者全員に複製サイン色紙”. コミックナタリー. ナターシャ (2009年3月21日). 2024年3月7日閲覧。
  2. ^ ご挨拶”. 月刊「Gファンタジー」創刊30周年記念特設サイト. スクウェア・エニックス. 2024年3月7日閲覧。
  3. ^ a b 『月刊ガンガンファンタジー』1993年4月号、エニックス、1993年3月。 表紙より。
  4. ^ 『月刊Gファンタジー』1994年4月号、エニックス、1994年3月。 表紙より。
  5. ^ a b 「ツイステ」もちが描く4コマがGファンで!王子と魔物のファンタジー新連載も”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月18日). 2024年3月18日閲覧。
  6. ^ 奴隷の少年と赤い獣が織りなす物語、新連載「美しいばけもの」がGファンで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年11月18日). 2024年3月18日閲覧。
  7. ^ 『月刊Gファンタジー』2024年2月号、スクウェア・エニックス、2024年1月18日。 表紙より。
  8. ^ イケメン幽霊のお隣さんとのちょいエロコメディ新連載「お隣さんは得体が知れない」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年9月18日). 2024年9月18日閲覧。
  9. ^ a b 『月刊Gファンタジー』2024年11月号、スクウェア・エニックス、2024年10月18日。 表紙より。
  10. ^ 「CONTENTS」『月刊Gファンタジー』2025年1月号、スクウェア・エニックス、2024年12月18日。 目次より。
  11. ^ Gファン創刊30周年!女装男子好きなJKのラブコメ&ゴーレムと少年描く新連載2本”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年3月17日). 2024年3月18日閲覧。
  12. ^ a b 『月刊Gファンタジー』2025年1月号、スクウェア・エニックス、2024年12月18日。 表紙より。
  13. ^ 『月刊Gファンタジー』2014年7月号、スクウェア・エニックス、2014年6月18日。 表紙より。
  14. ^ もちの新連載「四百四鬼」開幕、とある姿で令和に転生した桃太郎の和風ファンタジー”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年9月16日). 2024年3月18日閲覧。
  15. ^ ようやく決まった就職先はあやかし専門の不動産屋で…コメディ新連載がGファンで”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年9月15日). 2024年3月18日閲覧。
  16. ^ 化物が出る村で、自警団を務める少年2人の物語「地底界奇談」Gファンで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年10月18日). 2024年3月18日閲覧。
  17. ^ ツイステ第3章「深海の商人」コミカライズ始動、監督生はぽっちゃり男子”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年8月18日). 2024年3月18日閲覧。
  18. ^ 監督生は柔道女子!ツイステ第2章「〜Episode of SAVANACLAW〜」コミカライズ始動”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年12月16日). 2024年3月18日閲覧。
  19. ^ a b c 人前で話さない女子&日本語を話せない男子のボーイミーツガール新連載がGファンで”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年8月17日). 2024年8月17日閲覧。
  20. ^ 「青春×機関銃」のNAOE、新連載は高校生×地球外生命体!「東京エイリアンズ」開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年4月17日). 2024年3月18日閲覧。
  21. ^ 「魔法科高校の劣等生」原作19巻の「一条将輝転校日記」がGファンでコミカライズ”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年11月18日). 2024年11月18日閲覧。
  22. ^ 『月刊Gファンタジー』2023年3月号、スクウェア・エニックス、2023年2月17日。 表紙より。
  23. ^ 『月刊Gファンタジー』2021年12月号、スクウェア・エニックス、2021年11月18日。 表紙より。
  24. ^ 泡沫が描く高校生たちのラブストーリー新連載がGファンで、「兎角ノ兄弟」は最終回”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年8月18日). 2024年3月18日閲覧。
  25. ^ 『月刊Gファンタジー』2020年2月号、スクウェア・エニックス、2020年1月18日。 表紙より。
  26. ^ 『月刊Gファンタジー』2020年12月号、スクウェア・エニックス、2020年11月18日。 表紙より。
  27. ^ 「ヘルズキッチン」の天道グミ、Gファンタジーに初登場”. コミックナタリー. ナターシャ (2014年11月18日). 2024年3月18日閲覧。
  28. ^ 「黒執事」連載15周年記念のGファン発売、2022年にオケコンの開催も決定”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年9月18日). 2024年3月18日閲覧。
  29. ^ a b 「黒執事」クライマックスに向け長期休載、枢やな「必要な取材と準備を進めます」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月18日). 2024年6月18日閲覧。
  30. ^ 「CONTENTS」『月刊Gファンタジー』2024年8月号、スクウェア・エニックス、2024年7月18日。 目次より。
  31. ^ 「王室教師ハイネ」ハイネと4王子の付録がGファンに、描き下ろしの全サも”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年5月18日). 2024年3月18日閲覧。
  32. ^ 『月刊Gファンタジー』2019年9月号、スクウェア・エニックス、2019年8月17日。 表紙より。

外部リンク

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