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望郷・美しき妻の別れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
望郷・美しき妻の別れ
ジャンル テレビドラマ
脚本 中島丈博
演出 森川時久浜忠臣
出演者 小柳ルミ子
藤岡弘
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1983年4月8日 - 1983年5月27日
放送時間金曜日22:00 - 22:54
放送枠金曜劇場 (フジテレビ)
放送分54分
回数8
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望郷・美しき妻の別れ』(ぼうきょう うつくしきつまのわかれ)は、フジテレビ系列の「金曜劇場」(毎週金曜日22:00 - 22:54)の枠で、1983年昭和58年)4月8日から同年5月27日まで放送されていたテレビドラマ。全8話。

概要

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同じ金曜劇場枠で、倉本聰君は海を見たか)、山田太一早春スケッチブック)に続く“作家シリーズ”第三弾で、中島丈博による書き下ろし作品。「海とふるさと」をテーマに、厳冬から早春にかけての青森県東通村白糠でロケを実施。東通村側から、都会で生きることの意味など現代社会を洞察していった[1]

内容

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船渡葉子は息子の雄太と一緒に東京から故郷の下北半島・東通村に8年ぶりに帰って来た。喘息を患った雄太の転地療養というのが表向きの理由だったが、実際は夫の浩一郎に愛人がいるのを知って夫婦生活に疲れ、家に離婚届を置いて出て来たのだった。しかし久しぶりに帰って来た村は、マグロで賑わっていたという葉子の知っている当時の様子は無く、火力発電所建設問題に揺れ動き、村の漁民たちも発電所の補償金をあてにして働かず、まさに村は醜悪な事態を迎えていた。葉子の生家は民宿で、義姉(葉子の兄の嫁)の珠代が主人として営んでいた。一方で、葉子の母のオナの姉・ヒナはすっかり認知症を患っていた。そして葉子は村で漁師の石泊守幸に出会い、葉子の求めていたふるさとというものを守幸の中に見つけるのだった[1][2][3][4]

キャスト

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スタッフ

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脚注

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  1. ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1983年4月8日号 p.58 本作の記事より。
  2. ^ 毎日新聞 1983年4月8日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  3. ^ 朝日新聞 1983年4月8日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  4. ^ 特集/春の新作ドラマのすべて」『映画情報』48巻(5号)、国際情報社、1983年5月1日、40頁。

関連文献

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  • 中島丈博『望郷』映人社、1983年4月15日。
フジテレビ 金曜劇場
前番組 番組名 次番組
望郷・美しき妻の別れ