望郷 (湊かなえの小説)
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望郷 | ||
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著者 | 湊かなえ | |
発行日 | 2013年1月30日 | |
発行元 | 文藝春秋 | |
ジャンル |
ミステリ 連作短編集 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判上製本 | |
ページ数 | 264 | |
公式サイト | books.bunshun.jp | |
コード |
ISBN 978-4-16-381900-6 ISBN 978-4-16-790523-1(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『望郷』(ぼうきょう)は、湊かなえによる日本の推理小説の連作短編集。全6編。2010年から2012年にかけて『オールスイリ』『オール讀物』に掲載、2013年1月30日に文藝春秋より刊行された。瀬戸内の島々で生まれ育った人々の愛憎入り混じった複雑な心理を描く。収録作「海の星」[注 1]は第65回日本推理作家協会賞短編部門を受賞している[1]。
収録作3編がテレビ東京系でテレビドラマ化され2016年9月28日に放送[2]、収録作2編が映画化され2017年9月16日に公開された。
収録作品
[編集]- みかんの花(初出:2010年12月刊『オールスイリ』、「望郷、白綱島」を改題)
- 海の星(初出:『オール讀物』2011年4月号、「望郷、海の星」を改題)
- 夢の国(初出:2011年12月刊『オールスイリ2012』、「望郷、夢の国」を改題)
- 雲の糸(初出:『オール讀物』2012年1月号、「望郷、雲の糸」を改題)
- 石の十字架(初出:『オール讀物』2012年5月号、「望郷、石の十字架」を改題)
- 光の航路(初出:『オール讀物』2012年10月号、「望郷、光の航路」を改題)
あらすじ
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登場人物
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書誌情報
[編集]- 望郷(2013年1月30日、文藝春秋、ISBN 978-4-16-381900-6)
- 望郷(2016年1月4日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790523-1)
テレビドラマ
[編集]ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス 望郷 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 湊かなえ |
脚本 |
浅野妙子(「みかんの花」) 大島里美(「海の星」) 小寺和久(「雲の糸」) |
監督 |
新城毅彦(「みかんの花」) 中前勇児(「海の星」) 藤井道人(「雲の糸」) |
出演者 |
広末涼子(「みかんの花」) 伊藤淳史(「海の星」) 濱田岳(「雲の糸」) |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 中川順平(テレビ東京) |
プロデューサー |
阿部真士・田辺勇人(テレビ東京) 平部隆明・鈴木俊明・大健裕介(ホリプロ) |
制作 | ホリプロ(制作協力) |
製作 | テレビ東京 |
放送 | |
放送チャンネル | テレビ東京系 |
音声形式 | 解説放送[3] |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年9月28日 |
放送時間 | 水曜 21:00 - 23:18 |
放送分 | 138分 |
回数 | 1 |
公式サイト | |
特記事項: 20:58 - 21:00に『"望郷"みどころ』を別途放送[3]。 |
『ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス 望郷』と題し「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の3編を原作としてオムニバスドラマとしてテレビドラマ化され、テレビ東京の本社屋移転にともなう記念プロジェクト「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第2弾として、同局系列にて2016年9月28日の21時から23時18分[3]に放送された。
キャスト(テレビドラマ)
[編集]- みかんの花
- 海の星
- 雲の糸
スタッフ(テレビドラマ)
[編集]- 脚本 - 浅野妙子(みかんの花)、大島里美(海の星)、小寺和久(雲の糸)
- 監督 - 新城毅彦(みかんの花)、中前勇児(海の星)、藤井道人(雲の糸)
- 主題歌 - 山崎まさよし 「光源」[7][8][9]
- ギター指導 - 松下昇平
- ロケ協力 - 因島観光協会、おのみちフィルムコミッション、土生商船 ほか
- 技術協力 - バル・エンタープライズ
- 美術協力 - KHKアート、京映アーツ
- ポスプロ - ザ・チューブ
- CG - キュー・テック
- プロデューサー - 阿部真士・田辺勇人(テレビ東京)、平部隆明・鈴木俊明・大健裕介(ホリプロ)
- チーフプロデューサー - 中川順平(テレビ東京)
- 制作協力 - ホリプロ
- 製作著作 - テレビ東京
映画
[編集]望郷 | |
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監督 | 菊地健雄 |
脚本 | 杉原憲明 |
原作 |
湊かなえ 「夢の国」 「光の航路」 |
出演者 |
貫地谷しほり 大東駿介 木村多江 緒形直人 |
音楽 | ゲイリー芦屋 |
主題歌 | moumoon「光の影」 |
撮影 | 佐々木靖之 |
制作会社 | エイベックス・デジタル |
製作会社 | エイベックス・デジタル |
配給 | エイベックス・デジタル |
公開 | 2017年9月16日 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
「夢の国」「光の航路」の2編を原作として映画化され、2017年9月16日に公開。新宿武蔵野館ほか全国拡大上映された[10]。主演は貫地谷しほりと大東駿介。
キャスト(映画)
[編集]- 平川夢都子:貫地谷しほり[11](幼少期:伊東蒼)
- 大崎航:大東駿介(幼少期:荒木飛羽)
- 田山佐代子(夢都子の母):木村多江[12]
- 大崎正一郎(航の父):緒形直人
- 平川聡:森岡龍
- 畑野忠彦:浜野謙太
- 三浦真衣:川島鈴遥
- 大崎洋子:片岡礼子
- 田山高雄:相島一之
- 田山セツ:白川和子
スタッフ(映画)
[編集]- 原作:湊かなえ「夢の国」「光の航路」(『望郷』文春文庫 所収)
- 監督:菊地健雄
- 脚本:杉原憲明
- 音楽:ゲイリー芦屋
- プロデューサー:辻村和也・清家優輝
- 主題歌:moumoon「光の影」[13](avex trax)
- 制作·配給:エイベックス・デジタル
WEBドラマ
[編集]映画を再編集したドラマがdTVで2017年10月28日から配信していた。夢都子が主人公の「夢の国 -望郷-」と、航が主人公の「光の航路 -望郷-」の2編から構成されており、映画にはない映像も含まれる。まだこの2作のDVDが発売されている。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 受賞時のタイトルは「望郷、海の星」。
出典
[編集]- ^ “2012年 第65回 日本推理作家協会賞 短編部門”. 日本推理作家協会. 2016年9月27日閲覧。
- ^ “湊かなえ短編集『望郷』の3編が広末涼子、伊藤淳史、濱田岳主演でドラマ化!ファン「これは期待大!」”. ダ・ヴィンチ ニュース. ダ・ヴィンチ (2016年8月7日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ a b c 「TVステーション」(ダイヤモンド社)関東版2016年20号 52号
- ^ a b c “広末涼子・伊藤淳史・濱田岳、湊かなえ氏のオムニバスサスペンスに主演”. ORICON STYLE. (2016年7月26日) 2016年9月27日閲覧。
- ^ “広末涼子×水野美紀、15年ぶりの姉妹役!湊かなえの「望郷」ドラマ化”. cinemacafe.net (2016年8月6日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ “椎名桔平、テレ東ドラマ初出演 湊かなえサスペンス『望郷』出演者を一挙発表”. ORICON STYLE (2016年8月8日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ “山崎まさよし、湊かなえ原作ドラマ「望郷」主題歌を書き下ろし”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年8月13日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ “湊かなえ原作ドラマ「望郷」主題歌&劇中歌は山崎まさよし新曲!劇中ボーカルは濱田岳”. 映画.com (2016年8月15日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ “山崎まさよし、6年ぶり出演ドラマ『望郷』で濱田岳の先輩役に。主題歌も担当”. BARKS音楽ニュース (2016年8月13日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ “湊かなえ「望郷」映画化!主演は貫地谷しほり&大東駿介”. シネマトゥデイ (2017年7月5日). 2017年7月5日閲覧。
- ^ “湊かなえ「望郷」映画化決定!貫地谷しほり&大東駿介がW主演”. 映画.com (2017年7月5日). 2017年7月5日閲覧。
- ^ “「望郷」貫地谷しほりに木村多江が「好き」、大東駿介は監督への信頼語る”. 映画ナタリー (2017年9月17日). 2017年9月17日閲覧。
- ^ “moumoon新曲 湊かなえ原作映画主題歌に決定”. ドワンゴジェイピーNEWS (2017年8月11日). 2017年8月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 特設サイト 望郷 - ウェイバックマシン(2013年1月27日アーカイブ分) - 文藝春秋BOOKS
- 『望郷』湊 かなえ 単行本 - 文藝春秋BOOKS
- 文春文庫『望郷』湊 かなえ 文庫 - 文藝春秋BOOKS
- ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス『望郷』 - テレビ東京
- 映画『望郷』公式サイト(mirror)