朝日屋 (三重県)
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本社 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 朝日屋 |
本社所在地 |
日本 〒514-0031 三重県津市北丸之内20 北緯34度43分21.4秒 東経136度30分38.6秒 / 北緯34.722611度 東経136.510722度 |
設立 | 1958年(昭和33年)7月11日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4190001003814 |
事業内容 | 食肉小売・卸売 |
代表者 | 香田佳永(代表取締役社長) |
資本金 | 1,800万円 |
売上高 | 40億9500万円(2021年度) |
従業員数 | 121人 |
決算期 | 2月 |
関係する人物 | 柏木静生(元店主)、長谷川植(元取締役、現津市議会議員) |
外部リンク | https://asahiya.net/ |
株式会社朝日屋(あさひや、英: Asahiya Corporation)は、三重県津市にある精肉店。松阪牛の販売で知られる。
概要
[編集]「生産者の顔が見える精肉店」を信条に掲げる松阪牛(朝日屋では「松阪肉」と表示)の専門店。毎年12月末には「名牛まつり」と称して、松阪肉牛共進会[1]で落札された高級牛肉の特売を行っており、三重県では年末の風物詩として定着している。
2011年(平成23年)7月下旬からは、民間の分析機関に依頼して放射線量の測定を行い、安全な牛肉を販売してきた[2]。この措置は、同年8月29日から三重県が牛の全頭検査を始めた[3]ことにより終了した[2]。
事業所
[編集]沿革
[編集]- 1958年(昭和33年)7月11日 - 朝日屋精肉店として津市で創業。
- 1972年(昭和47年) - 有限会社に移行。
- 1975年(昭和50年)11月29日 - 第26回松阪肉牛共進会で初めて最優秀一席の肉牛を落札。落札した肉牛の名は「つねふく」で価格は2,723,000円。
- 1995年(平成7年) - 社名を朝日屋に変更。
- 2002年(平成14年) - ISO9001を取得。
- 2008年(平成20年)7月11日 - 創業50周年を迎える。
- 2012年(平成24年)2月26日 - 会社を柏木社長から大阪の食肉販売会社(但馬屋)に売却。
取り扱い商品
[編集]名牛まつり
[編集]朝日屋が毎年開催する「名牛まつり」は三重県では年末の風物詩となっている[5]。名牛まつりでは松阪肉牛共進会で競り落とされた牛肉が販売され、2 - 3時間待ちの行列ができるほど店は賑う[5]。
関連項目
[編集]- 松阪牛
- 松阪農業公園ベルファーム - 松阪肉牛共進会の会場
出典
[編集]- 朝日屋公式サイト
- 金木有香『三重あるある』TOブックス、2014年10月31日、159p. ISBN 978-4-86472-300-8
脚注
[編集]- ^ 毎年11月末に行われる、松阪牛の競り。最も優れた松阪牛である最優秀一席には例年1000万円以上の値が付く。
- ^ a b 加藤弘二"「肉の安心安全示してほしい」 津の専門店"2011年8月30日付中日新聞朝刊、三重総合21ページ
- ^ 福岡範行"牛肉全頭検査 2日以内に結果判明 安心確保しブランド防衛"2011年8月30日付中日新聞朝刊、三重総合21ページ
- ^ 三重県の豚肉ブランドは「みえ豚」に統一されているが、仕入れ先の山越畜産は「松阪豚」と表示している。
- ^ a b 金木(2014):139ページ