木下美術館
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木下美術館(きのしたびじゅつかん、英語: Kinoshita Museum of Art)は、滋賀県大津市比叡平にある美術館。1977年(昭和52年)開館。展示品は主に京都の作家による近代日本画である[1]。
沿革
[編集]滋賀県で初めての私立美術館として、滋賀県能登川町出身の木下彌三郎により大津市茶が崎に創立された[2]。木下は観光業界でホテル紅葉などを経営し[1]、茶が崎はホテル紅葉の所在地であった。
2008年に比叡平に移転[2]。
管理・運営は公益財団法人木下美術館による。
所蔵文化財
[編集]重要文化財
[編集]- 京都府法住寺殿跡出土品[3]
- 鉄地雲龍文金銀鍍銅象嵌鍬形(てつじ うんりゅうもん きんぎんとどうぞうがん くわがた)[4]
- 鉄地鶴文金銅象嵌鏡轡(てつじ つるもん こんどうぞうがん かがみくつわ)
- 附 武器、武具類 残欠共一括
- 附 皿、花瓶 2点
- (以上土坑出土)
- 附 壺、瓦類 残欠共21点
所在地
[編集]- 滋賀県大津市比叡平2丁目28-21
脚注
[編集]- ^ a b “名品手鑑II 滋賀の博物館・美術館探訪/12 公益財団法人木下美術館 富士と伊豆の風景、緻密に /滋賀”. 毎日新聞. (2020年8月10日) 2020年8月29日閲覧。
- ^ a b 美術館の概要 - 木下美術館
- ^ 平成元年6月12日文部省告示第92号により指定、平成11年6月7日文部省告示第139号で指定名称変更及び附指定の皿、花瓶、壺、瓦類を追加指定。
- ^ 「金銀鍍銅象嵌」とは、「金メッキした銅と銀メッキした銅を嵌め込んで文様を表した」の意。