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比叡平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 滋賀県 > 大津市 > 比叡平
比叡平
高台より見下ろした比叡平
高台より見下ろした比叡平
比叡平の位置(滋賀県内)
比叡平
比叡平
比叡平の位置
北緯35度1分58.29秒 東経135度50分4.01秒 / 北緯35.0328583度 東経135.8344472度 / 35.0328583; 135.8344472
日本の旗 日本
都道府県 滋賀県
市町村 大津市
地区 山中比叡平地区
町名制定[1] 1975年(昭和50年)3月1日
面積
 • 合計 0.938660804 km2
人口
2019年(平成31年)4月1日現在)[3]
 • 合計 2,642人
 • 密度 2,800人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
520-0016[4]
市外局番 077(大津MA[5]
ナンバープレート 滋賀
※座標は比叡平小学校付近

比叡平(ひえいだいら)は、滋賀県大津市の地名。現行行政地名は比叡平一丁目から比叡平三丁目。

地理

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航空写真(2020年)

比叡平は標高340~380mの比叡山中腹部に位置し、滋賀県道30号下鴨大津線山中越え)の大津市と京都市左京区北白川)の中間部にあたる。同名のニュータウンがこの地に展開している。

地質的には多くが比叡山花崗岩で形成されている[6]

至近には比叡山ドライブウェイの入口である田の谷峠がある。山の中腹部と言う立地条件ゆえに、路線バス京阪バス)以外の公共の交通手段が無く、両市の都心部へは時間がかかる事から、住民の入れ替わりが激しい傾向も見られる。

この地域は比叡山の西側斜面となっており、すなわち一帯の河川は琵琶湖ではなく京都側、淀川水系白川に注いでいる[6]

2011年現在、人口は約3000人[7]。比叡平内は一丁目、二丁目、三丁目に区分されている。また隣接する山中町と合わせ、「山中比叡平学区」を形成する。また学区単位で見た場合、外国人居住者の人口比率は2.3%と、大津市内で3番目の高率となっている[6]

山間部の集落であり他の地域から距離があり、また京都市左京区および大津市中心部とこの比叡平を繋ぐ主要道路である山中越えも寸断される可能性があり、災害時に物資輸送等に問題が生じる可能性が指摘されている[6]

また、比叡平地区の商店は三丁目にコンビニエンスストア「ファミリーマート大津ひえい平店」が1軒あるのみである[8]

歴史

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1967年(昭和42年)から1977年(昭和52年)にかけて開発された[9]。開発当初は新興の別荘地であったが、次第にベッドタウン化した。

沿革

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世帯数と人口

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2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]

丁目 世帯数 人口
比叡平一丁目 330世帯 726人
比叡平二丁目 424世帯 944人
比叡平三丁目 458世帯 972人
1,212世帯 2,642人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 3,035人 [10]
2000年(平成12年) 2,911人 [11]
2005年(平成17年) 2,911人 [12]
2010年(平成22年) 2,856人 [13]
2015年(平成27年) 2,643人 [14]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 963世帯 [10]
2000年(平成12年) 986世帯 [11]
2005年(平成17年) 986世帯 [12]
2010年(平成22年) 1,091世帯 [13]
2015年(平成27年) 1,083世帯 [14]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
比叡平一丁目 全域 大津市立比叡平小学校 大津市立皇子山中学校
比叡平二丁目 全域
比叡平三丁目 全域

施設

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出身人物

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50音順。

在住人物

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交通

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バス

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 行政区域の変更”. 大津市. 2019年9月23日閲覧。
  2. ^ 滋賀県大津市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年9月22日閲覧。
  3. ^ a b 最新の人口統計表 - 男女別・町丁別人口統計表” (PDF). 大津市 (2019年9月5日). 2019年9月22日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b 比叡平の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  6. ^ a b c d 『防災カルテ』
  7. ^ 『年齢別・町丁別人口統計表』
  8. ^ 「滋賀県大津市のコンビニエンスストア一覧」 - アットステージ運営「コンビニまっぷ」
  9. ^ a b 大津市歴史博物館市史編さん室 1998, p. 181.
  10. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ 大津市立学校及び幼稚園通学区域一覧表”. 大津市 (2019年4月1日). 2019年9月21日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献

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  • 大津市歴史博物館市史編さん室『図説大津の歴史 下巻』大津市、1999年10月1日。 
  • 防災カルテ 山中比叡平学区”. 大津市. 2011年11月23日閲覧。