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木元ゆうこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きもと ゆうこ
木元ゆうこ
プロフィール
本名 木元 優子
別名義 木元ゆう子、樹本由布子
生年月日 1967年1月5日
現年齢 57歳
出身地 福岡県福岡市
血液型 O型Rh+
公称サイズ(1985年11月時点)
身長/体重 155 cm / 45 kg
BMI 18.7
スリーサイズ 80 - 58 - 84 cm
活動
デビュー 1983年5月1日
備考 アイドル歌手、タレント、女優
事務所 テンパープロダクション→サイアン・インターナショナル→石田企画
アイドル: テンプレート - カテゴリ

木元ゆうこ(きもと ゆうこ、1967年昭和42年〉1月5日 - )は女優歌手福岡県福岡市出身。本名は木元 優子(きもと ゆうこ)。木元ゆう子、樹本由布子の芸名での活動歴もある。

来歴

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生い立ち

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福岡県福岡市博多生まれ[1]。2歳の時に両親が離婚、博多から母親の実家のある東京へ転居し[1]、母、祖父母と暮らす[2]。上京後、東中野のアパートで母親と一緒に暮らすまでは、電車通学で中野区内の小学校に通った[1]。中学2年の8ヶ月間不登校となるが、母親と友人に救われ、中学3年からの1年間で明るい性格を取り戻す。中野区立第三中学校卒業後、目黒学園女子商業高等学校(現・多摩大学目黒高等学校)に入学[1]、芸能界デビューと共に堀越高等学校に転校するが中退[1]。高等学校通信教育を修了。

アイドル期

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中学卒業間際、母親に連れられ1982年3月17日ザ・タイガースの復活コンサートに行った際、ポリドールレコードのディレクターにスカウトされる[3][4]。これをきっかけに、1983年5月1日、ポリドール30周年記念女性アイドル歌手木元ゆうことしてシングル「チェリーガーデン(桜の園)」で大々的にデビュー[5]。事務所は「テンパープロダクション」に所属[3][4]。デビューキャッチフレーズは、「ときめいて、謎めいて16歳」[3]ファーストキッチン「ベーコンエッグバーガー」のTVCMに出演や、同期デビューの中ではいち早くプロモービデオも発売される等、その年の新人賞レースに向け強力にプッシュされた。秋の新宿音楽祭では銅賞に入賞。レコードのリリースはは同年のシングル2枚[6]とアルバム1枚にとどまった。1984年映画月の夜 星の朝出演している。

1985年樹本由布子に改名し、日本コロムビアよりシングル「べつにシンドローム」で再デビュー。イメージビデオ『美少女シリーズ 18才・大人未満』も発売される。同年8月公開の映画『ブレイクタウン物語』で、佐藤浩市との大胆な濡れ場を披露。

他の出演作に、中山美穂主演の『夏・体験物語』、本田美奈子主演の月曜ドラマランド『微熱 MY LOVE』、『毎度おさわがせします』、『ザ・スクールコップ』『トライアングルブルー』などのテレビドラマがある。1988年、1989年にはヌード写真集『樹本由布子写真集』や、イメージビデオ『今夜はSO LONG』も発表。

堀越高校では、早見優堀ちえみ松本明子原真祐美などが同級生であった。また、同年歌手デビュー83年組には、堀越学園で同級生の松本や原の他、大沢逸美徳丸純子小林千絵THE GOOD-BYE岩井小百合森尾由美などがいた。

芸能活動の休止中はカメラマンのアシスタントを経験後、2年8ヶ月のバックパッカーひとり旅に出る。旅の途中インドでパスポートと持ち金を全て盗まれ、途方に暮れている所に、現在の夫と出会う[7]1996年に結婚し専業主婦に専念。[8]

芸能界復帰後

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2014年、俳優倶楽部サイアン・インターナショナルと専属契約を結び、芸名をアイドル歌手デビュー当時の木元ゆうこに戻し芸能界へ復帰。舞台を中心に女優として活動。また単発で歌手としての活動もしている。

2018年11月19日、20日、東京銀座博品館劇場にてデビュー35周年を記念して、同期デビューの大沢逸美森尾由美桑田靖子松本明子徳丸純子小林千絵を集めライブイベント~不作と言われた私たち「お神セブンと申します」~を開催[9]

2023年5月1日のデビュー40周年記念日にはさくらFMの『SakuっとLa・ら・Ra 西宮』に1時間にわたり生出演した[10]

2023年9月29日・9月30日、東京銀座博品館劇場にて、83年組デビュー40周年を記念して「お神セブン[11]再結集」開催。

2024年、お神セブンのメンバーのうち、小林千絵(CHIE)、松本明子(AKIKO)、木元ゆうこ(YUKO)の関西由来の3人が、「CHAY(ちゃい)[12]まんねんシスターズ」を結成。2月14日「~CHAYまんねんシスターズ甘く楽しいホワイトデーライブ~」を『ケネディハウス銀座』にて開催。6月1日、第二弾「アイドル☆ナイト#2」を開催[13] 11月10日、第三弾「アイドル☆ナイト#3 アニソン特集」[14]

2024年6月、芸能界復帰時から所属した俳優倶楽部サイアン・インターナショナルを円満退社、同年7月より新事務所・石田企画に移籍。

ディスコグラフィ

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シングル

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# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
木元ゆうこ 名義
ポリドール・レコード
1 1983年
5月1日
A面 チェリーガーデン(桜の園) 阿木燿子 中村泰士 川村栄二 7DX-1230
B面 聖女じゃない
2 1983年
8月10日
A面 ペガサス・ハネムーン 鈴木キサブロー 萩田光雄 7DX-1255
B面 美少女メーカー
樹本由布子 名義
日本コロムビア
3 1985年
5月21日
A面 べつにシンドローム 金井麻理子 樫原伸彦 新川博 AH-594
B面 プレイタイム 冬杜花代子 松田良

アルバム

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オリジナル・アルバム

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出演

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テレビドラマ

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テレビ番組

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Vシネマ

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  • 青春ぽるのぐらふてい ジャック&ベティ(1985年、和泉聖治監督)
  • 影と呼ばれた男たち(Vシネマ)殺された社長の妻・金子由美子役 (2020年、片岡修二:監督)

映画

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  • 1988年 - 日米合作「TOKYO-POP」 主人公ダイアモンド☆ユカイの妹役 (フラン・ルーベル・クズイ:監督・脚本)
  • 1984年 - 月の夜 星の朝(石山昭信監督)
  • 1985年 - ブレイクタウン物語(浅尾政行監督) 主演 めぐみ役(相手役・佐藤浩市)
  • 2015年 - 悼む人(天童荒太:原作、堤幸彦:監督)
  • 2023年 - 4日間 FOUR DAYS, TOKIO(中西健二監督)[16]

舞台

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  • 2017年 - 劇団風斜『日本漂流記 〜「ひょっこりひょうたん島」異聞〜』パトラ役(9月1日~3日、神戸アートビレッジセンター 脚本・演出:日下部佐理)
  • 2018年 - Team54『ちちいく~父逝く・・・~』長女・煕(ひろ)役 (5月20日 名古屋 東建ホール・丸の内、5月24日~27日 大阪 YES THEATER、5月31日~6月2日 東京・新宿FACE ※追加公演 10月26日 東京日本橋・三越劇場 脚本:前田耕陽、演出:川浪ナミヲ
  • 2018年 - 劇団風斜『クレイジー・フルーツ ―夢野Q作とドグラ・マグラ―』8月31日~9月2日、神戸アートビレッジセンター 脚本:品川能正、演出:日下部佐理)
  • 2019年 - 劇団風斜『夜の来訪者』シビル・バーリング役(5月24日~26日 元町プチシアター 脚本:J・B・プリーストリー、演出:日下部佐5理)
  • 2019年 - 兵庫県劇団協議会50周年記念合同公演『大正七年の長い夏』宮田シゲ役(8月2日~4日 神戸アートビレッジセンター 原作:武田芳一、演出:岸本敏朗)
  • 2023年 - パン・プランニング公演『ターニングポイント』(9月21日~24日 銀座博品館劇場 作・演出:是枝正彦)
  • 2023年 - パン・プランニング公演『見えない人たち〜誰もそれに気づかなかった』(11月29日~12月3日 築地本願寺ブディストホール 作・演出:萩庭貞明
  • 2024年 - 石井美奈子[17]主演『予約の取れないゴーストホテル』(1月24日~28日 BIG TREE THEATER 作・演出:萩庭貞明)
  • 2024年 - 朗読劇の会GO縁『朗読劇ひめゆりの唄』(2月23~25日 中野スタジオあとくれ 脚本:山本恭子、演出:山崎すずたろう)
  • 2024年 - オールグリーンプロデュース公演 仁支川峰子50周年記念悪い女シリーズ8『悪い女の流儀VS悪徳市長編』(5月15日~19日 築地本願寺ブディストホール 作・演出:萩庭貞明)
  • 2024年 - 劇団アルファー『Want to meet !』(8月8日~12日 BIG TREE THEATER 作・演出:時風静恵)
  • 2024年 - スタジオQ『女の戦い』(11月22日~24日 麻布区民センターホール 脚本・演出:高畠久

CM

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  • 1983年 - ファーストキッチン「ベーコンエッグバーガー」
  • 2021年〜 買取大吉
  • 2024年 - 森永「バニラモナカジャンボ」(バニラとご婦人編)

イベント

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  • 2018年 - デビュー35周年イベント『☆83年組アイドル~不作と言われた私たち「お神セブンと申します』(11月19日・20日、東京銀座博品館劇場)
  • 2021年 - 『YUKO KIMOTO SPECIAL SPRING LIVE チェリーガーデン (桜の園)2021〜春風に愛をのせて』配信サイト・マホキャストより初のソロライブを開催[18]
  • 2023年 - デビュー40周年イベント『お神セブン再結集』(9月29日・30日、東京銀座博品館劇場)
  • 2024年 - 小林千絵、松本明子とのユニット『CHAYまんねんシスターズ』アイドル☆ナイト (第一弾:2月14日、第二弾:6月1日、第三弾:11月10日、ケネディハウス銀座)
  • 2024年 - 『木元ゆうこと笑顔の夜』プライベートLIVE開催(10月12日、新宿VOX-MIX BAR)
  • 2024年 - 中山圭以子とコラボ『けいことゆうこのHappy Christmas』LIVE開催(12月8日、新宿VOX-MIX BAR)

写真集

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  • 撮影:横木安良夫『木元ゆうこ写真集―水着がかわくまで』英知出版〈英知ムック4〉、1983年7月20日。 
  • 撮影:平地勲『由布子の本。樹本由布子写真集―18歳・早すぎた自叙伝』集英社週刊プレイボーイ特別編集「SOLO ACTRESS MAGAZINE」〉、1985年11月1日。国立国会図書館書誌ID:000001765872 
  • 撮影:野村誠一『樹本由布子写真集』スコラ〈別冊スコラ4〉、1988年12月16日。ISBN 4-88275-604-8国立国会図書館書誌ID:000001978695 

イメージビデオ

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  • 木元ゆうこ ときめいて、あなたに決心(1983年)
  • 美少女シリーズ 18才・大人未満(1985年6月、日本コロムビア)
  • 今夜はSO LONG -Tonight is So Long-(1989年、JVD)
  • 今夜はSO LONG -SEXUAL MATE SERIES-(1989年1月、ケイブンシャ

脚注

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  1. ^ a b c d e 『由布子の本。』「18歳・早すぎた自叙伝」より
  2. ^ 母の日のフルコース”. 木元ゆうこofficial Amebablog (2020年5月11日). 2021年5月8日閲覧。
  3. ^ a b c ラジオマガジンモーターマガジン社)1983年7月号 p.132 -133 木元ゆうこ本人記事
  4. ^ a b BOMB学研)1983年5月号 p.120 - 121
  5. ^ オリコン最高124位。
  6. ^ 3枚目も予定されていたがお蔵入りとなった「週刊女性自信」2018年10月18日号記事「木元ゆうこ 子供に芸能活動の過去を話せるようになった理由」より
  7. ^ "女優・歌手/木元ゆうこインタビュー〜"不作の83年組"ライブ再びです〜". 週刊実話WEB. 日本ジャーナル出版. 22 August 2023. 2023年8月22日閲覧
  8. ^ 「日刊ゲンダイ」2014年7月10日号記事「あの人は今こうしている」より
  9. ^ “不作の83年組アイドル7人合同で35周年イベント”. 日刊スポーツ. (2018年7月20日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201807200000073.html 2018年7月20日閲覧。 
  10. ^ デビュー40周年”. 木元ゆうこofficial Amebablog (2023年5月1日). 2023年5月1日閲覧。
  11. ^ 35周年イベントと同じメンバー(徳丸純子はVTR出演)
  12. ^ 各人の頭文字を取った
  13. ^ 同期83年デビューの吹田明日香がゲスト参加
  14. ^ 同期83年デビューの佐久間レイ太田貴子がゲスト参加
  15. ^ 2018年3月28日にCD版がリリースされた(規格品番:MSCL-61140)。
  16. ^ 映画『4日間 FOUR DAYS, TOKIO』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2023年11月8日). 2023年11月8日閲覧。
  17. ^ 米米CLUBメンバー・石井竜也実妹
  18. ^ オリジナルアルバム曲とcover曲を合わせ全10曲を歌唱

外部リンク

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