木元ゆうこ
プロフィール | |
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本名 | 木元 優子 |
別名義 | 木元ゆう子、樹本由布子 |
生年月日 | 1967年1月5日 |
現年齢 | 57歳 |
出身地 | 福岡県福岡市 |
血液型 | O型(Rh+) |
公称サイズ(1985年11月時点) | |
身長/体重 | 155 cm / 45 kg |
BMI | 18.7 |
スリーサイズ | 80 - 58 - 84 cm |
活動 | |
デビュー | 1983年5月1日 |
備考 | アイドル歌手、タレント、女優 |
事務所 | テンパープロダクション→サイアン・インターナショナル→石田企画 |
アイドル: テンプレート - カテゴリ |
木元ゆうこ(きもと ゆうこ、1967年〈昭和42年〉1月5日 - )は女優・歌手。福岡県福岡市出身。本名は木元 優子(きもと ゆうこ)。木元ゆう子、樹本由布子の芸名での活動歴もある。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]福岡県福岡市博多生まれ[1]。2歳の時に両親が離婚、博多から母親の実家のある東京へ転居し[1]、母、祖父母と暮らす[2]。上京後、東中野のアパートで母親と一緒に暮らすまでは、電車通学で中野区内の小学校に通った[1]。中学2年の8ヶ月間不登校となるが、母親と友人に救われ、中学3年からの1年間で明るい性格を取り戻す。中野区立第三中学校卒業後、目黒学園女子商業高等学校(現・多摩大学目黒高等学校)に入学[1]、芸能界デビューと共に堀越高等学校に転校するが中退[1]。高等学校通信教育を修了。
アイドル期
[編集]中学卒業間際、母親に連れられ1982年3月17日のザ・タイガースの復活コンサートに行った際、ポリドールレコードのディレクターにスカウトされる[3][4]。これをきっかけに、1983年5月1日、ポリドール30周年記念女性アイドル歌手の木元ゆうことしてシングル「チェリーガーデン(桜の園)」で大々的にデビュー[5]。事務所は「テンパープロダクション」に所属[3][4]。デビューキャッチフレーズは、「ときめいて、謎めいて16歳」[3]。ファーストキッチン「ベーコンエッグバーガー」のTVCMに出演や、同期デビューの中ではいち早くプロモービデオも発売される等、その年の新人賞レースに向け強力にプッシュされた。秋の新宿音楽祭では銅賞に入賞。レコードのリリースはは同年のシングル2枚[6]とアルバム1枚にとどまった。1984年、映画月の夜 星の朝出演している。
1985年、樹本由布子に改名し、日本コロムビアよりシングル「べつにシンドローム」で再デビュー。イメージビデオ『美少女シリーズ 18才・大人未満』も発売される。同年8月公開の映画『ブレイクタウン物語』で、佐藤浩市との大胆な濡れ場を披露。
他の出演作に、中山美穂主演の『夏・体験物語』、本田美奈子主演の月曜ドラマランド『微熱 MY LOVE』、『毎度おさわがせします』、『ザ・スクールコップ』『トライアングルブルー』などのテレビドラマがある。1988年、1989年にはヌード写真集『樹本由布子写真集』や、イメージビデオ『今夜はSO LONG』も発表。
堀越高校では、早見優、堀ちえみ、松本明子、原真祐美などが同級生であった。また、同年歌手デビュー83年組には、堀越学園で同級生の松本や原の他、大沢逸美、徳丸純子、小林千絵、THE GOOD-BYE、岩井小百合、森尾由美などがいた。
芸能活動の休止中はカメラマンのアシスタントを経験後、2年8ヶ月のバックパッカーひとり旅に出る。旅の途中インドでパスポートと持ち金を全て盗まれ、途方に暮れている所に、現在の夫と出会う[7]。 1996年に結婚し専業主婦に専念。[8]
芸能界復帰後
[編集]2014年、俳優倶楽部サイアン・インターナショナルと専属契約を結び、芸名をアイドル歌手デビュー当時の木元ゆうこに戻し芸能界へ復帰。舞台を中心に女優として活動。また単発で歌手としての活動もしている。
2018年11月19日、20日、東京銀座博品館劇場にてデビュー35周年を記念して、同期デビューの大沢逸美、森尾由美、桑田靖子、松本明子、徳丸純子、小林千絵を集めライブイベント~不作と言われた私たち「お神セブンと申します」~を開催[9]。
2023年5月1日のデビュー40周年記念日にはさくらFMの『SakuっとLa・ら・Ra 西宮』に1時間にわたり生出演した[10]。
2023年9月29日・9月30日、東京銀座博品館劇場にて、83年組デビュー40周年を記念して「お神セブン[11]再結集」開催。
2024年、お神セブンのメンバーのうち、小林千絵(CHIE)、松本明子(AKIKO)、木元ゆうこ(YUKO)の関西由来の3人が、「CHAY(ちゃい)[12]まんねんシスターズ」を結成。2月14日「~CHAYまんねんシスターズ甘く楽しいホワイトデーライブ~」を『ケネディハウス銀座』にて開催。6月1日、第二弾「アイドル☆ナイト#2」を開催[13] 11月10日、第三弾「アイドル☆ナイト#3 アニソン特集」[14]
2024年6月、芸能界復帰時から所属した俳優倶楽部サイアン・インターナショナルを円満退社、同年7月より新事務所・石田企画に移籍。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
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木元ゆうこ 名義 | |||||||
ポリドール・レコード | |||||||
1 | 1983年 5月1日 |
A面 | チェリーガーデン(桜の園) | 阿木燿子 | 中村泰士 | 川村栄二 | 7DX-1230 |
B面 | 聖女じゃない | ||||||
2 | 1983年 8月10日 |
A面 | ペガサス・ハネムーン | 鈴木キサブロー | 萩田光雄 | 7DX-1255 | |
B面 | 美少女メーカー | ||||||
樹本由布子 名義 | |||||||
日本コロムビア | |||||||
3 | 1985年 5月21日 |
A面 | べつにシンドローム | 金井麻理子 | 樫原伸彦 | 新川博 | AH-594 |
B面 | プレイタイム | 冬杜花代子 | 松田良 |
アルバム
[編集]オリジナル・アルバム
[編集]- SIDE A
- 矛盾期
- ルシアン
- ぬれたTシャツ
- 聖女じゃない
- Sentimental Rain
- 作詞:有川正沙子/作曲・編曲:馬飼野康二
- SIDE B
- 素敵なSHY BOY
- 作詞:山川啓介/作曲:久保田早紀/編曲:若草恵
- チェリーガーデン(桜の園)
- 作詞:阿木燿子/作曲:中村泰士/編曲:川村栄二
- 5月10月ロマンス
- 作詞:康珍化/作曲:米倉良広/編曲:鷺巣詩郎
- 悲しみはAタイプ
- 作詞:阿木燿子/作曲:中村泰士/編曲:川村栄二
- 好奇心ゲーム
- 作詞:阿木燿子/作曲:中村泰士/編曲:川村栄二
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- EX トライアングル・ブルー(Part 1、2)(1985-1986年、テレビ朝日系)- (とんねるず・可愛かずみ・川上麻衣子と共に主演、柴田由季子 役) (新井義春・多田羅敬二:演出)
- 夏・体験物語 第1シリーズ(1985年8月-9月、TBS系)- 藤井早苗 役
- 微熱MY LOVE(1985年11月、フジテレビ系・月曜ドラマランド)(若松節朗:演出)
- 毎度おさわがせします 第2シリーズ(1985年12月-1986年3月、TBS系)- 河合和美 役
- スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説第26話「お京 VS お京!? 闇に出没! 謎の仮面女」(フジテレビ系) (大井利夫:監督)
- 嫁と姑の隣人戦争III(1986年、読売テレビ=日本テレビ系・木曜ゴールデンドラマ) (香坂信之:監督)
- 悪魔くん(1986年、フジテレビ『月曜ドラマランド』)大井利夫:監督
- 毎度おさわがせします 第3シリーズ(TBS系)- 河合和美 役
- 君の瞳をタイホする! 第1話ゲスト 松田秀知:監督(フジテレビ系)
- ザ・スクールコップ(フジテレビ系)
- 青春ぽるのぐらふてい ジャック&ベティ(1985年8月、和泉聖治監督)
- 一億円のさようなら1話(2020年NHKBSプレミアム)(村上牧人:演出) ‐ 加津代・ヘンダーソン 役
- 特捜9 第4シーズン(2021年) ‐ 前島さつき 役
- 仮面ライダーガヴ 第1話(2024年9月1日、テレビ朝日) - 白壁恵子 役
テレビ番組
[編集]Vシネマ
[編集]映画
[編集]- 1988年 - 日米合作「TOKYO-POP」 主人公ダイアモンド☆ユカイの妹役 (フラン・ルーベル・クズイ:監督・脚本)
- 1984年 - 月の夜 星の朝(石山昭信監督)
- 1985年 - ブレイクタウン物語(浅尾政行監督) 主演 めぐみ役(相手役・佐藤浩市)
- 2015年 - 悼む人(天童荒太:原作、堤幸彦:監督)
- 2023年 - 4日間 FOUR DAYS, TOKIO(中西健二監督)[16]
舞台
[編集]- 2017年 - 劇団風斜『日本漂流記 〜「ひょっこりひょうたん島」異聞〜』パトラ役(9月1日~3日、神戸アートビレッジセンター 脚本・演出:日下部佐理)
- 2018年 - Team54『ちちいく~父逝く・・・~』長女・煕(ひろ)役 (5月20日 名古屋 東建ホール・丸の内、5月24日~27日 大阪 YES THEATER、5月31日~6月2日 東京・新宿FACE ※追加公演 10月26日 東京日本橋・三越劇場 脚本:前田耕陽、演出:川浪ナミヲ)
- 2018年 - 劇団風斜『クレイジー・フルーツ ―夢野Q作とドグラ・マグラ―』8月31日~9月2日、神戸アートビレッジセンター 脚本:品川能正、演出:日下部佐理)
- 2019年 - 劇団風斜『夜の来訪者』シビル・バーリング役(5月24日~26日 元町プチシアター 脚本:J・B・プリーストリー、演出:日下部佐5理)
- 2019年 - 兵庫県劇団協議会50周年記念合同公演『大正七年の長い夏』宮田シゲ役(8月2日~4日 神戸アートビレッジセンター 原作:武田芳一、演出:岸本敏朗)
- 2023年 - パン・プランニング公演『ターニングポイント』(9月21日~24日 銀座博品館劇場 作・演出:是枝正彦)
- 2023年 - パン・プランニング公演『見えない人たち〜誰もそれに気づかなかった』(11月29日~12月3日 築地本願寺ブディストホール 作・演出:萩庭貞明)
- 2024年 - 石井美奈子[17]主演『予約の取れないゴーストホテル』(1月24日~28日 BIG TREE THEATER 作・演出:萩庭貞明)
- 2024年 - 朗読劇の会GO縁『朗読劇ひめゆりの唄』(2月23~25日 中野スタジオあとくれ 脚本:山本恭子、演出:山崎すずたろう)
- 2024年 - オールグリーンプロデュース公演 仁支川峰子50周年記念悪い女シリーズ8『悪い女の流儀VS悪徳市長編』(5月15日~19日 築地本願寺ブディストホール 作・演出:萩庭貞明)
- 2024年 - 劇団アルファー『Want to meet !』(8月8日~12日 BIG TREE THEATER 作・演出:時風静恵)
- 2024年 - スタジオQ『女の戦い』(11月22日~24日 麻布区民センターホール 脚本・演出:高畠久)(予定)
CM
[編集]- 1983年 - ファーストキッチン「ベーコンエッグバーガー」
- 2021年〜 買取大吉
- 2024年 - 森永「バニラモナカジャンボ」(バニラとご婦人編)
イベント
[編集]- 2018年 - デビュー35周年イベント『☆83年組アイドル~不作と言われた私たち「お神セブンと申します』(11月19日・20日、東京銀座博品館劇場)
- 2021年 - 『YUKO KIMOTO SPECIAL SPRING LIVE チェリーガーデン (桜の園)2021〜春風に愛をのせて』配信サイト・マホキャストより初のソロライブを開催[18]
- 2023年 - デビュー40周年イベント『お神セブン再結集』(9月29日・30日、東京銀座博品館劇場)
- 2024年 - 小林千絵、松本明子とのユニット『CHAYまんねんシスターズ』アイドル☆ナイト (第一弾:2月14日、第二弾:6月1日、第三弾:11月10日、ケネディハウス銀座)
- 2024年 - 『木元ゆうこと笑顔の夜』プライベートLIVE開催(10月12日、新宿VOX-MIX BAR)
写真集
[編集]- 撮影:横木安良夫『木元ゆうこ写真集―水着がかわくまで』英知出版〈英知ムック4〉、1983年7月20日。
- 撮影:平地勲『由布子の本。樹本由布子写真集―18歳・早すぎた自叙伝』集英社〈週刊プレイボーイ特別編集「SOLO ACTRESS MAGAZINE」〉、1985年11月1日。国立国会図書館書誌ID:000001765872。
- 撮影:野村誠一『樹本由布子写真集』スコラ〈別冊スコラ4〉、1988年12月16日。ISBN 4-88275-604-8。国立国会図書館書誌ID:000001978695。
イメージビデオ
[編集]- 木元ゆうこ ときめいて、あなたに決心(1983年)
- 美少女シリーズ 18才・大人未満(1985年6月、日本コロムビア)
- 今夜はSO LONG -Tonight is So Long-(1989年、JVD)
- 今夜はSO LONG -SEXUAL MATE SERIES-(1989年1月、ケイブンシャ)
脚注
[編集]- ^ a b c d e 『由布子の本。』「18歳・早すぎた自叙伝」より
- ^ “母の日のフルコース”. 木元ゆうこofficial Amebablog (2020年5月11日). 2021年5月8日閲覧。
- ^ a b c ラジオマガジン(モーターマガジン社)1983年7月号 p.132 -133 木元ゆうこ本人記事
- ^ a b BOMB(学研)1983年5月号 p.120 - 121
- ^ オリコン最高124位。
- ^ 3枚目も予定されていたがお蔵入りとなった「週刊女性自信」2018年10月18日号記事「木元ゆうこ 子供に芸能活動の過去を話せるようになった理由」より
- ^ "女優・歌手/木元ゆうこインタビュー〜"不作の83年組"ライブ再びです〜". 週刊実話WEB. 日本ジャーナル出版. 22 August 2023. 2023年8月22日閲覧。
- ^ 「日刊ゲンダイ」2014年7月10日号記事「あの人は今こうしている」より
- ^ “不作の83年組アイドル7人合同で35周年イベント”. 日刊スポーツ. (2018年7月20日) 2018年7月20日閲覧。
- ^ “デビュー40周年”. 木元ゆうこofficial Amebablog (2023年5月1日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ 35周年イベントと同じメンバー(徳丸純子はVTR出演)
- ^ 各人の頭文字を取った
- ^ 同期83年デビューの吹田明日香がゲスト参加
- ^ 同期83年デビューの佐久間レイ太田貴子がゲスト参加
- ^ 2018年3月28日にCD版がリリースされた(規格品番:MSCL-61140)。
- ^ “映画『4日間 FOUR DAYS, TOKIO』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2023年11月8日). 2023年11月8日閲覧。
- ^ 米米CLUBメンバー・石井竜也実妹
- ^ オリジナルアルバム曲とcover曲を合わせ全10曲を歌唱
外部リンク
[編集]- 石田企画 木元ゆうこプロフィールページ
- 木元ゆうこのブログ - Ameba Blog
- 木元ゆうこ (@suwarubotan) - X(旧Twitter)
- 木元ゆうこ (@yuko.kimoto) - Instagram
- 木元ゆうこ - YouTubeチャンネル